アーリーリタイアについて考えたこと③ | 21世紀投資

アーリーリタイアについて考えたこと③

電子書籍を出版社の方に読んで頂いたことがきっかけで紙の書籍化へつながった。マネー誌の取材も増えた。セミナーの講師などもやらせて頂ける機会があった。プライベートでは苦しい時間を過ごしながら命を削るように2冊目の本も産み出せた。思いがけぬ展開だったが、チャンスが目の前にきた時に掴みに行ったからできたのだと思うし、今振り返ってもよく仕事をしながらそんなことができたものだねと、自分のことじゃないようなエネルギー量に感心してしまう。正直なところ本業の仕事は最低限のノルマだけこなす省エネ手抜き水準でしかやっていなかったので、その面では褒められたものではないのだが。

 

そんなことをしている間に先の目標であった
・資産1億円を達成し1年以上維持していること
・本業および投資以外の何かで年間100万円以上を3年連続で稼ぎ出すこと
これを「セミリタイア」の最低条件にする。

を達成していた。


強く願って行動すれば案外できるものだなと自分でもビックリした。

けれど、正直不安は消えないし、当時は結局セミリタイアなどできないと感じていた。チャイナショックの時は短期間で1億が8000万まで減って胃の痛くなる思いをした。

 

アーリーリタイアに向けては何が足りないのか。
フルインベストメントに近い状態だと精神的に揺さぶられてしまう?
→キャッシュ割合を増やすことで解決できるはず。
資産が増えても結局取り崩す想定では不安が消えない?
→毎年生み出すキャッシュフロー重視の方向で行くのがよいのではないか。

 

ちょうど何度目かの新興バブルっぽい時期がめぐってきていたので幸運の流れをつかみに行く。ライザップ関係もそうだったけど今までではありえない規模での利益確定を進める。
さらに年間インカム見込み額と、支出見込みをざっくり計算し始める。後に月次成績と合わせて公開し始めるがこれらはとても良い影響をもたらした。

 

リーマンショック級の大暴落とか首都直下地震とか、最悪の事態が起きても生きて行けるか?
などと極端に考えてしまうと不安はどこまでも付いてくるもの。家庭環境も人それぞれですし、最終的には自分で決めるしかないのである。いくらあれば大丈夫かなど他人が決められるものではない。


ある程度大きなイベントごとは想定できるとしても、想定外のことが起こりまくるのが人生ってやつだと思うから。

 

(さてさて体験談は佳境に入ってきましたが、今月はもうちょっと別の視点からも続けていく予定。この前PayPayモールの還元期間を利用して、本好きの下克上シリーズ全巻セットを買って読んでます。ライトノベルをあまり読んだことはなかったけど、先に少し読んだコミック版がすごく面白かったもので。病弱な主人公が本を作るために行動!行動!行動!という展開がすごくよいです。既に8冊目に入ったけど、まだ半分にもいかない超大長編に挑戦中。
なお一部レビューで主人公の性格が悪いなどとあったけど、1ミリも思わなかった。本がないなら作ってしまえという、意味は違えど同じ行動を自分もしていたせいかもしれない。)

 

 

応援クリックお願い致します。 にほんブログ村 株ブログ 株主優待へ

 

2冊目の本を出版するにあたり別館にて詳細を書いていきます。
http://blog.livedoor.jp/vcom2/