アーリーリタイアについて考えたこと①
リーマンショックでは金融市場の途方もない大暴落を体験することになる。あの時期は皮肉にも給与という定期収入のありがたみを強く感じてしまったように思う。そこら中に激安優待バリュー株が転がっていたから。毎月、そしてボーナス月にはガンガン買える環境があったから。
仮にリーマンショックより前に宝くじで1億円を手にして退職していたりしたら、株は暴落するし新規投資するのも恐怖だし悲惨なことになっていたかもしれない。定期収入があったからこそ、玉砕覚悟で投資を続けられたのは否めないのではないかと。
やっと傷が癒えてきた頃に東日本大震災で日本そのものが危機に陥ってしまった。あれは人生観を変える出来事の1つだったのではないだろうか。その後に続く一時的なプライベートでの大きな痛みも合わせて、日々働いていることって何なんだろうという思いが積もっていくことになる。何もかもが一瞬で無になってしまうこともあるのだ。ただ、現状を変えるにはあまりに何もかもが足りていないし、現実的ではなかった。
色々と現実的に考えられるようになってきたのは、その後5000万の壁を超えたあたりからかもしれない。
(働かないって、ワクワクしない? という本をちょうど読んでいる途中ですが、今の自分にはものすごくいい本なのでもっと早く出会いたかったなという現在。日本人が書いたこんな雰囲気の本はないのかな?)
2冊目の本を出版するにあたり別館にて詳細を書いていきます。
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