なんだか夢展望の開示がややこしいので、補足しておきます。
https://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr/tdnetg3/20180414/b1linf/140120180414411499.pdf
結論としては
・連結上の話ではなく、個別上の話なので、負ののれんとは関係ない(のれん関係は連結にしか出てこない。
・上場廃止基準は連結での債務超過のため上場廃止回避とも基本的には関係ない。
・会計処理をどういじくるかの話なので、業績の良い悪いとは関係ない。特別利益の計上を先延ばししただけ。
★ニッセン→トレセンテへの貸付金5億を、夢展望は1円で取得した(ニッセンはお荷物を切り離したかった)
差額について
連結上は負ののれんを構成する。
個別上も前倒しで回収した分を特別利益にする予定だった。
ところが夢展望→トレセンテへ資金援助を行う可能性があるため
資金をぐるぐる回しているだけという疑いをもたれてしまうことを避けたい。
そこで、貸付金の当初の返済予定額を上限に、当期だけではなく来期以降にも分割して利益計上することにした。
言葉で書こうとするとややこしいです。
現状は夢展望の株主ではないのですが、ギリギリのことをやろうとすると色々解釈の問題が出てくるのだろうと想像されます。直近の資金調達も予想されたことですが、こういう方法を使うしかないんだろうなという印象でした。来期において負ののれん抜きできちんと黒字化できるのかどうかに注目しています。現状はまだ、ECコンサルをどの程度やるかにかかっている気がしますが。
2冊目の本を出版するにあたり別館にて詳細を書いていきます。
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別ブログもスタートしました
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