日経新聞の記者ですらよく分かってないように感じる言葉「内部留保」
本日の日経新聞18面に「内部留保はどこに行ったのか」というコラムを読んで、リーマンショックの頃に「企業はリストラするな、内部留保を取り崩せ」みたいな、明らかに変な言い回しがあったのを思い出しました。
このコラムは冒頭から強烈な違和感を感じます。
「内部留保とは毎年の利益から税金と配当を差し引いたおカネのこと。貸借対照表の負債側に利益剰余金として計上される」と定義してますが、大きな間違いがここに。
おカネのこと、ではないからです。おカネと言ってしまっては今現在の手元にある現金のことと思えてしまいます。
利益剰余金とはあくまで「帳簿の計算上残った過去の利益の累積数値」であって、それだけの現金が今現在残っていることは意味してません。このことがいつまでたっても理解されないので、日経新聞ですら変な記事を書いてしまうのだろう。
(ついでに「負債側」というのも・・・・正確には純資産の部とか言わないと)
記事の後半には
「内部留保を積み上げることがいけないのではなく、国内が設備投資の場として選択されないことが問題なのだ」
というのも言いたいことはなんとなく分かるけど、違和感があります。
国内に設備投資した所で内部留保(利益剰余金)は減らないんですけど・・・・・。
何でこういう文章になるんだろうと考えていたけど、とこれが分かりやすいかな。
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/30345738.html
どうも内部留保=企業の中に貯め込んでる現金として誤解してる人があまりにも多いようです。
そういうのは「余剰資金」とか言い換えれば解決すると思うんですけどね。
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