ヴィレッジヴァンガードのCF財務分析・・・・優待目的なら大きな問題なし | 21世紀投資

ヴィレッジヴァンガードのCF財務分析・・・・優待目的なら大きな問題なし

引き続きVVです。
キャッシュフロー(CF)についても色々な見方がありますね。


一般的に投資・財務CFの分析は比較的簡単なのに対し、営業CFの分析は非常に難しい印象を持っています。数値を見れば良い悪いが分かるというわけでなく、内訳がどうだから実態がどうだ、今後どうなると言える所まで分析するのがなかなか困難だからです。



VVの営業CFがここ数年低下しているのは2つの理由があると思っています。
・「法人税等の支払額」は前年の利益から決まる。
VVのように数年前に業績のピークをつけて、低迷局面に入って行った場合、当期生み出すCFに比べて法人税等の支払額負担が大きくなることがあります。これは仕事を辞めた人が次の年に税金負担が多くて大変だったというよくある話と似てますね。

・「棚卸資産の増減」
棚卸資産(在庫)が増えると営業CFは悪化するが利益は増えるという一見不思議な関係があります。
処理方法にもよりますが、在庫が増えると売上原価がその分下がりますので、その分の売上総利益が増えることがあるのです。一方で売れない限りキャッシュが入らないので営業CFが悪化する。
最近のVVにとってはここが一番の問題点ですね。
在庫が積み上がり利益とCFのズレが大きくなっています。




そこでVVはPOSの導入や在庫評価の厳格化という対策を打ち出してきました。手遅れになる前に打ち出してきた印象があるので、なんとかなるんじゃないかと思ってる点です。



そこでVVの営業CFが今後どうなっていくか、なのですが
・法人税等の支払いについてはしばらく減る傾向にあると思います。
・在庫管理の厳格化により、利益は増えないがCFは改善するという方向に向かうと思われます。



というわけで、VVの今後は利益はなかなか増えないがCFは今年を底に改善して行くのではないかと考えています。そして結局の所、CFも「既存店売上」「在庫」の2つが重要なわけなので初回の記事の結論に戻っていきます。



「営業CFが低下してるからVVはだめだ」というのは、現時点では(直近の暴落で)正しかったかもしれないが、(リスクが織り込まれた後の)今後はどうかなということです。


個人的には優待目的だけなら放置で構わないと見ていますが。
それが正解かどうかは1年後、2年後に徐々に分かることでしょう。




応援クリックお願い致します。 にほんブログ村 株ブログ 株主優待へ


優待バリュー投資の電子書籍も応援よろしくお願いします。

http://p.booklog.jp/book/67153
基礎編はこちらから!試し読みもできます!