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炭は昔から抗菌や消臭の用途としても活用されてきました。
その種類や形態、使用状況などによって作用は幾らか異なりますが、
概ね以下のようなメカニズムが作用しています。

1.吸着作用
炭は多くの微細な孔(穴)をもっており、この孔に物質を吸着する能力があります。
微細な孔には細菌や微生物が付着しやすいので、吸着して取り込むことで
これらの繁殖を抑えることになります。
2.pHの調整
炭はpH(酸性・アルカリ性の強さを表す指標)を調整する機能があります。
微生物は特定のpHの範囲で繁殖することができますが、
炭がその環境のpHを変化させることで微生物の増殖を抑えることがあります。
3.酸化作用
炭は酸化還元反応に関与することがあり、微生物の酸化反応を促進することで
その生存環境を困難な状況にします。

このように、炭には光触媒の抗菌・消臭作用と多くの共通点があります。
異なる点は、吸着した物質で孔が満杯になってしまうとそれ以上吸着できませんが、
光触媒は吸着した物質を光のエネルギーによって酸化分解し続けるので
満杯になってしまうことはありません。

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