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光触媒の活用の範囲は広がってきていますが、その機能を集約すると
大きく二つに分けられます。
一つは「分解力」で、様々な有機物を分解して汚れや臭いを除去したり、
抗菌作用が得られます。
もう一つは「親水性」で、光触媒をコーティンした面に雨や水がかかると
汚れの下に入り込み、汚れを浮き上がらせることによって流れ落とします。
この親水性で汚れを付きにくくし、汚れても雨水で流れ落ちる機能を
光触媒の「セルフ・クリーニング」といいます。
このセルフ・クリーニンングを活用するために、一般家屋から公共施設まで、
その屋根や外壁に光触媒を加工する事例が増えてきました。
例えば、東京駅八重洲口グランルーフの庇(屋根)や東京・丸ビルの外壁
などにも活用されています。
また日本だけでなく、諸外国でも著名な建築物などに光触媒が施工され、
そのセルフ・クリーニング効果が活用されています。
例えば、フランスのメスにある美術館ポンピドー・センター・メスの屋根、
ブラジルの国立競技場エスタジオ・ナシオナル・デ・ブラジリアの屋根、
アメリカのAT&Tスタジアム(NFLのダラスカウボーイズの本拠地スタジアム)
の屋根などがそうです。
こうした大きな建築物ほど屋根や外壁の汚れを落とす作業は困難ですので、
雨さえ降れば汚れを自動的に洗い流してくれる光触媒はこの分野でも評価が
高まっています。
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