「光触媒」って何のこと??
「光触媒」と言われても、すぐにピンとくる人は少ないのではないでしょうか。
でも、「植物の光合成に似ていますよ」と言うと、一気に理解度が進みます。
光合成は、植物に太陽光が当たることによって、二酸化炭素と水が化学反応して、デンプンと酸素ができます。
小学校の理科の授業で習った記憶があると思います。
光合成の役割を担うのが、「葉緑素(クロロフィル)」でした。
「光触媒」は、この「葉緑素(クロロフィル)」と同じような役割を担うものです。
つまり「光触媒」とは、光のエネルギーによって働く触媒です。
「光触媒」に光があたると、触媒作用(化学反応を促進する)を発揮し、すべての有機物を分解して、炭酸ガスと水に分解してしまいます。
と言うことは、不快な臭いの元であるアセトアルデヒドやアンモニアなど、そして様々な病原菌などもすべて有機物なので、それらを分解し、消滅させてしまうということです。
最近話題になる新型インフルエンザやノロウイルスといった怖い病原菌にも真向から立ち向かってくれるのが、この「光触媒」なのです。
スゴイと思いませんか?