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光触媒には、「酸化分解」および「親水性」という二つの機能があります。
酸化分解する機能に比べて親水性という機能のなじみがまだ薄いようですので、
今回は親水性について簡潔に解説させていただきます。
光触媒がコーティングされた面では水が水滴にならずに均一に広がります。
これは親水性の機能が働いているためで、ちなみにその反対(水滴になる)は
撥水性と言います。
親水性の具体例の一つに、セルフクリーニング効果があります。
例えば外壁や窓ガラスに雨水が当たると水滴となり、汚れが残ってしまいますが、
表面に光触媒がコーティングしてあると雨水が薄い水の膜として広がり、
汚れを浮かせて洗い流してしまいます。
他には、浴室や自動車の曇り防止ミラーにも親水性の機能が利用されます。
通常は細かな水滴が付着することから光を散乱させて曇ってしまいますが、
親水性の表面では水滴ができず水の膜になるので曇りを防止することができます。
また、道路でトンネル内の照明器具のガラスカバーにも利用されています。
これは、排気ガス由来の汚れなどが雨水や洗浄水で除去されやすくなるためです。

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