韓国の新聞記事によりますと
半導体およびディスプレー関連企業の来年の投資規模が縮小される見込みなのだそう。
不況が長期化する中、大手企業の慎重な投資姿勢に装備業界が脅かされているとのこと。
今後の投資について保守的な考えを示しているのは◇サムスン電子◇SKハイニックス◇サムスンディスプレー◇LGディスプレーなどの大手半導体・ディスプレー業者。
今年は特に設備投資の後れが目立ち、設備業者に大きな痛手となっている。
投資の延長は来年まで続くとみられており、関連業者は来年も経営難が予測されるとのこと。
また、装備の国産化の動きが停滞していることも業界不況に影響を与えている。
大手企業が20 ナノメートル(ナノは10 億分の1)以下の半導体装備の多くを輸入に頼っていることから、韓国内の生産設備開発が進まない状況だ。
現在の半導体の国産化率は20%前半。
ディスプレーは70%台まで上がったが、新技術を用いた核心装備についてはまだまだ日本に依存している。
半導体装備については来年から段階的に関税が廃止される計画もあり、装備業者の営業利益は最大で10~20%減少する見通しだそう。
以上
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