こんな時期に卒業します
こんにちは。
9月になりましたね。
実は先月末にて公立学校の教員を辞めました。
コロナ禍の始まった2020年から悩みに悩みました。
そもそも学校に勤めるようになったのは母の癌が発覚し、入院~手術となることが分かった時、できるだけ規則正しいリズムで生活できるスタイルを確立したかったのと、母が入院~手術する病院にできるだけ近い場所を職場に選ぶことで、毎日あたりまえのように母の病院に行けるようにと考えたのが始まり。
その母も闘病の末に2009年に他界。
まもなくして今度は父が要介護状態に突入。
迷う暇もなく同じ生活スタイルを維持したまま2019年までを過ごしました。
この生活スタイルを維持する理由がなくなった今、いつが辞め時なのか?と悩み続けましたが、とりあえずは教員免許更新期限切れとなる55歳を退職のキッカケにしようとしていました。
しかし免許更新制度が廃止となり教員免許に期限がなくなったことで辞め時を失ってしまったことが悩みの大きさが増すことにも繋がってしまいました。
コロナ禍前まではコレが僕の職業だと、少々のことなら大した問題にもせず割り切ることもできていたのですが、だんだんソレも難しくなってきてたんですよ。
それに加えて健康不安、ストレスも重なり、今まで普通に我慢できていたことが我慢できなくなり許容範囲を越えてしまい、自信を失うことが多くなってきました。
今年度に入ってからは、とりあえず今日一日を乗り切ったら帰りに管理職に辞めることを伝えようと毎日のように思っていました。
授業を終えて片づけていると放課後の音楽室に「先生、アコーディオンを教えてください!」なんて楽しそうに言いながら生徒が来るんですよね。
「そうだった、僕はこういう生徒のために先生をやってるんだ」って、その日に辞意を伝えるのを思いとどまり続ける日々が続きます。
でも、ソコでの「思いとどまり」が僕に無理を重ね続けさせることとなってしまいます。
僕から本気で音楽を学びたいと思っていてくれた生徒諸君には、本当に申し訳ない。
いつか再び僕のもとを尋ねてもらえる機会でもあるなら、伝えきれなかったことを伝えたいと思うし、教えきれなかったことを教えたいと思う。
僕の人生は、マダマダここで終わることができない。
学校の音楽の先生として働き続けることで心身的な消耗が思いのほか大きくなってきていたので、自分の身体とココロそして大切な家族を守るために辞めることを決断しました。
昨年度は1年間、身体にハンディのある生徒の補助で書道の授業に入り込んでいた。
その際に、その生徒の手を握って一緒に書いた「次なる一歩」の言葉。
実はコレは自分にも言い聞かせていた言葉だった。
ずっと同じ場所で足踏みを続けていても絶対に前に進むことができない。
本当に苦しかった。
辞める決断に至ることも苦しかったけど、続けることも苦しかった。
ココからは次のステージに向かっていきます。
今年ソロデビュー20周年!
20周年記念アルバムを!と思っていたのですが、学校を辞めることにしたとたん、思いがけない大きな問題に襲われます。←コレは詳しく書けないので全てが片付いてからの公表に。
20周年アルバムは難しいような気もしますが、無理なく進められる範囲でできるか否か?まだ完全に諦めたわけではありませんが、なんせやることが多すぎる。
順に話せることから少しずつ話していきますね。
今日の動画は明るく楽しく君たちキウイ、パパイア、マンゴーだね。をアコーディオン独奏で。
この曲は1984年に中原めいこさんの歌唱によって大ヒット!
中学3年生か。
この先の人生、どうなっていくんだろう?なんて全く想像もついてなかった。
そんな僕は45歳にして初めて子供の父親となり、53歳となったこの秋に第二子に恵まれるような人生だなんて想像できるはずもない。
第二子(男子)もうすぐ生まれる。
名前もふたつに絞り込んだ。
長男は妻のお腹に向かって、そのふたつの名前で呼びかけ続けて、どっちで反応するか?なんてことを試してる。
コロナ禍ということもあり第一子・長男の時のように出産に立ち会うこともできない。
妻を見舞うこともできない。
生まれたばかりの子との対面はビデオ通話の予定。
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