”自分の作品を演奏するのに著作権料が” | ノリーヌ・ディオン (作曲家 アコーディオン奏者 長坂憲道)

”自分の作品を演奏するのに著作権料が”

6月1日からのコロナ挽回スタートで、急にフル回転をしていたこともアリ、暮らしには全くゆとりがありませんでした。

気づけば6月の間、ブログは一度も投稿できず。

ブログ再開の手始めは、過去の振り返り投稿から。



著作権管理団体(JASRACやNexTone)に作品管理を委託するような音楽著作者(作詞家、作曲家)は、それだけ多くの第三者に作品を利用される機会がある人です。

身近な商品に例えるなら、全国のコンビニで販売するレベルの商品なのか、それともごく少数の相手を対象にしか売ることができない商品なのかの違いです。

JASRACやNexToneに作品管理を任せるような音楽作品は、日本全国だけではなく全世界のユーザー、リスナーに利用されうる音楽です。

コンビニで売っているパンに例えると

たとえばヤマザキやパスコ、神戸屋、フジパン・・・全国流通でもお馴染みのパンメーカーに勤める社員がコンビニで自社のパンを入手する際を思い浮かべてみましょう。

「コレ、俺の会社で作ってるパンだから」

なんて言って、レジで精算をせずにタダで持って帰ることはできるでしょうか?

できませんよね。シンプルにソレだけの話しなのです。

巷では、この状況で「自社のパンにお金を払うなんておかしい」という、ソレこそとてもおかしい無意味な問題提起が繰り返されています。

この話しを出すと「社員割引」のようなケースを持ち出しますが、それは別次元ですので、的外れです。

どんなモノでも社割で購入できるのは自社直販に限る話しであり、流通業者~更にその先の販売者を介して売っているモノに対して社割を適用させることなんてできないのです。

自分の作った音楽作品が全国的に流通し広く利用されている音楽著作者(作詞家、作曲家)自身は、この程度の一般常識を誰も問題視していないのです。

「自分の作品に料金を支払うなんておかしい」と言っている人は、音楽著作には無関係で、この程度の一般常識にも想像が及ばない無知な人による無責任な人の発信ばかりなのです。


「俺は作家だ!」と本屋に置かれた自著の本をタダで持って帰ることができませんし、「俺はアーティストだ!」とCD屋さんで売られている自演のCDをタダで持って帰ることもできません。

コレと同じように日本全国いや全世界で利用されうる作品を作っている音楽著作者(作詞家、作曲家)たちも同じです。


この件、当事者は誰も問題視なんてしていない話しなのでした。
 

さて、今回のアコーディオン演奏動画はおぉシャンゼリゼ Les Champs-Élysées (Waterloo Road)」をご覧ください。

 


フランスの歌だと思っていたのですが、原曲はイギリスのア^ティスとJason Crestによる「Waterloo Road」という曲で、この作品が発表された翌年にフランス語に差し替えられ、場面もロンドンの「ウォータールー通り」からパリの「シャンゼリゼ通り」に置き換えられてしまったのでした。

この曲もアコーディオンのネイロがとても似合いますよね。

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