常識の違い
つい先日、テレビ東京さんから電話があり、過去の参考映像として僕がアコーディオン演奏をしている動画を、とある番組内で再度放送しても良いか?という確認の電話をいただいた。
ここできちんと筋を通してくれると非常に気持ちが良い!
テレビ局としてのコンプライアンスを保つためでもあるんだろうけど、一人のミュージシャン、アーティストとしての人格、肖像権、著作権を尊重してもらえたことが嬉しい。
当たり前ではなく、そのことが有りがたく、そして嬉しいのだ。
もちろん僕は快諾した。
ということで、テレビ東京さんの隅田川花火中継が、昨年のように万が一急遽の荒天中止となった場合に、過去の映像を振り返る場面で使われるかもしれない。(関東エリアのみ)

アナウンサーの大橋美歩さん、タレントの大沢あかねさん、安田美沙子さん、山本梓さんと共に昼間の早い時間帯からみんなで隅田川の屋形船に乗り込み、本気でビールを飲みながら食べながら、間近で隅田川の花火を楽しんだ素敵な想い出。
テレ東さん曰く、これからも毎年、長坂さんのお気持ちやお考えが変わるかもしれないので、その都度こちらからも確認の連絡をさせていただきます、とのこと。
また機会がございましたら、弊社の番組にて演奏をご披露いただけましたら幸いです、と。
プロだね。
オトナだね。
ステキだね。
気持ちが良いよ。
こちらこそ、また機会がございましたら是非!と心の底から言うことができる。
一方、同じぐらいの年のことだと思う。
誰だとは言わないけど、サポートで演奏に入った現場で、部分的にアコーディオン・ソロの場面を与えられ、その部分も含んでライブDVDとして収録~販売させてもらうけど良いか?と事後承諾として強引に押し通そうとしてきた。
本人ではなく、事務所の人なのかなんなのか?誰だかよく分からない人が横柄な物言いでね。
実は、その件では様々な問題が大アリだったので、ハッキリとそして強くお断りさせていただいた。
本当は全篇において僕の姿、僕の音を全て消して欲しいぐらい嫌だったけど、そこは100歩譲ってサポート出演している僕の姿が含まれてしまうことには、渋々と承諾した。
とにかく事前には全く話に聞いていなかったのが問題。
「販売する/しない」以前に、動画の撮影を行うことに関して、一切の確認・相談すら受けていないし、当然ながら僕も事前に承諾をしているはずも無い。
PA費をケチったのか、会場備え付けの音響機器、人員も全く利用せず、だからと言って外部の音響屋に頼むでもなく、どこかの素人が趣味で使っている家庭用のオーディオ装置(舞台音響には全くもって不向きなもの)を、タダで「提供させられた」上に「音響担当も無理やりやらされている」状態なので、アコーディオンも含む楽器の音は常にディストーションしっぱなしの酷い音だった。
当然モニターも無いから他の奏者の音も互いに全く聴こえず。
初顔合わせにもかかわらず、事前にリハーサルの機会も打ち合わせの機会も作ってもらえず。
意としない劣悪な環境でやらされて、長坂憲道の名前を出されて、しかも販売するDVDに収録なんてして欲しくない。
しかも、ギャランティが最初の約束とは違い、勝手に減額をされていて、抗議を受け入れてもらえない状態だった。
そんな中で、アンタの演奏もDVDに入れて販売したいなんて、事後に勝手な事を言われても絶対に承諾できないよ。
考えが甘いね。
ケチだね。
プロとはいえないね。
二度と関わりたくないと思った。残念な時間を過ごした。
だからと言って、その人の事を名指しで批判するつもりも無い。
きっとその人にとっては、それが常識だったのだ。
僕がなんと言っても、僕がどう思っても、他人の思っている常識を変えさせることができない。
きっと断った僕が悪者になってるんだろう。
長坂憲道は非常識だとか勝手だとか高飛車だと言われてるんだろう。
それを必死に否定をして自分の名誉回復をする気もない。
「残念な人」に僕の事を高評価してもらおうと期待してはいけない。
「残念な人」の常識に、僕が無理をして合わせてあげる必要もない。
こういうタイプの人、長年の経験により見分け嗅ぎ分けができるようになってきたんだけど、世話になっている知り合いからの紹介で、断りにくかったから「この一回だけはとりあえずの義理で」と受けてしまったのが失敗だった。
初対面の第一印象から、あ、この人は多分・・・の臭いがプンプンしてたからね。
こうして、良い想い出と同時に、悪い想い出も蘇っちゃうのはちょっと残念だけど、逆に嫌な事を想い出したとしても、同時に良い想い出も蘇って中和してくれるから、どっちもどっち。
どんな想い出であっても、それは僕にとって必要だった行動の一つ。肯定しよう。
嫌な事を想い出して悔やむより、素敵な想い出を大切にして生きていこうか。
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ここできちんと筋を通してくれると非常に気持ちが良い!
テレビ局としてのコンプライアンスを保つためでもあるんだろうけど、一人のミュージシャン、アーティストとしての人格、肖像権、著作権を尊重してもらえたことが嬉しい。
当たり前ではなく、そのことが有りがたく、そして嬉しいのだ。
もちろん僕は快諾した。
ということで、テレビ東京さんの隅田川花火中継が、昨年のように万が一急遽の荒天中止となった場合に、過去の映像を振り返る場面で使われるかもしれない。(関東エリアのみ)

アナウンサーの大橋美歩さん、タレントの大沢あかねさん、安田美沙子さん、山本梓さんと共に昼間の早い時間帯からみんなで隅田川の屋形船に乗り込み、本気でビールを飲みながら食べながら、間近で隅田川の花火を楽しんだ素敵な想い出。
テレ東さん曰く、これからも毎年、長坂さんのお気持ちやお考えが変わるかもしれないので、その都度こちらからも確認の連絡をさせていただきます、とのこと。
また機会がございましたら、弊社の番組にて演奏をご披露いただけましたら幸いです、と。
プロだね。
オトナだね。
ステキだね。
気持ちが良いよ。
こちらこそ、また機会がございましたら是非!と心の底から言うことができる。
一方、同じぐらいの年のことだと思う。
誰だとは言わないけど、サポートで演奏に入った現場で、部分的にアコーディオン・ソロの場面を与えられ、その部分も含んでライブDVDとして収録~販売させてもらうけど良いか?と事後承諾として強引に押し通そうとしてきた。
本人ではなく、事務所の人なのかなんなのか?誰だかよく分からない人が横柄な物言いでね。
実は、その件では様々な問題が大アリだったので、ハッキリとそして強くお断りさせていただいた。
本当は全篇において僕の姿、僕の音を全て消して欲しいぐらい嫌だったけど、そこは100歩譲ってサポート出演している僕の姿が含まれてしまうことには、渋々と承諾した。
とにかく事前には全く話に聞いていなかったのが問題。
「販売する/しない」以前に、動画の撮影を行うことに関して、一切の確認・相談すら受けていないし、当然ながら僕も事前に承諾をしているはずも無い。
PA費をケチったのか、会場備え付けの音響機器、人員も全く利用せず、だからと言って外部の音響屋に頼むでもなく、どこかの素人が趣味で使っている家庭用のオーディオ装置(舞台音響には全くもって不向きなもの)を、タダで「提供させられた」上に「音響担当も無理やりやらされている」状態なので、アコーディオンも含む楽器の音は常にディストーションしっぱなしの酷い音だった。
当然モニターも無いから他の奏者の音も互いに全く聴こえず。
初顔合わせにもかかわらず、事前にリハーサルの機会も打ち合わせの機会も作ってもらえず。
意としない劣悪な環境でやらされて、長坂憲道の名前を出されて、しかも販売するDVDに収録なんてして欲しくない。
しかも、ギャランティが最初の約束とは違い、勝手に減額をされていて、抗議を受け入れてもらえない状態だった。
そんな中で、アンタの演奏もDVDに入れて販売したいなんて、事後に勝手な事を言われても絶対に承諾できないよ。
考えが甘いね。
ケチだね。
プロとはいえないね。
二度と関わりたくないと思った。残念な時間を過ごした。
だからと言って、その人の事を名指しで批判するつもりも無い。
きっとその人にとっては、それが常識だったのだ。
僕がなんと言っても、僕がどう思っても、他人の思っている常識を変えさせることができない。
きっと断った僕が悪者になってるんだろう。
長坂憲道は非常識だとか勝手だとか高飛車だと言われてるんだろう。
それを必死に否定をして自分の名誉回復をする気もない。
「残念な人」に僕の事を高評価してもらおうと期待してはいけない。
「残念な人」の常識に、僕が無理をして合わせてあげる必要もない。
こういうタイプの人、長年の経験により見分け嗅ぎ分けができるようになってきたんだけど、世話になっている知り合いからの紹介で、断りにくかったから「この一回だけはとりあえずの義理で」と受けてしまったのが失敗だった。
初対面の第一印象から、あ、この人は多分・・・の臭いがプンプンしてたからね。
こうして、良い想い出と同時に、悪い想い出も蘇っちゃうのはちょっと残念だけど、逆に嫌な事を想い出したとしても、同時に良い想い出も蘇って中和してくれるから、どっちもどっち。
どんな想い出であっても、それは僕にとって必要だった行動の一つ。肯定しよう。
嫌な事を想い出して悔やむより、素敵な想い出を大切にして生きていこうか。
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