鳥と走ったマラソン大会 | アダルトチルドレン時々日記

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機能不全の家族の中で育ち、その後遺症を人生上に色濃く残し、一般常識とまともな生活を知らず、悲観的なことを言いつつ能天気な性格でふらふら気ままに流転の人生を送っております。魂の病気と共存し狂気と正気を往ったり来たりする日常を徒然なるままに書き綴ります。

先日、はじめてマラソン大会に出た。

ポコは延命して長く生きるだろうから、喜んでこのマラソン大会をすっぽかすつもりでいた。

でも結局・・・ポコの写真をポケットに入れ参加することになった。



ポコの余命宣告のショックで、全然落ちなかった体重がみるみる落ち

ポコの看病で早寝早起きになって、体は好調になった。

ポコの最後の仕事は、この不健康な飼い主を健康にすることだったのかも知れない。

ポコちゃん・・・もう脂肪吸引なんて考えません。走る時、体が軽いと楽だわ~。


スタート&ゴール

今回、10kmで参加しました。

自分で走っている時はいつも制限時間の80分をオーバーしてしまうのだが、マラソン大会に

出てみたいから、先月ダメ元で申し込んでいたのです。


スローモーションの如くゆっくり走る私はあっという間にどんどん抜かされ

しばらくしたら、後発のハーフマラソンの健脚な人達にも抜かれ始め・・・・・


数人のかたまりで私を追い抜いて行くのですが、背後から聞こえる音と振動がドドドドドーー!と

まるでサバンナで水牛の群れに追い越されていく感じでね。

「ポコちゃん、びっくりしたね~。水牛の群れが通ったね~」と、天国のポコに話しながら走りました。


苦しくなるとピヨとポコを呼びます。

そうするとね、ちょっと前にピヨとポコが歩いている姿が見えるの。

あまりに可愛いから追いつこうと走る。苦しくなる→また呼ぶ→現れる→もっと走る。

鳥たちに助けられ完走。自己ベスト、10km 65分♪


ピヨちゃん、ポコちゃん、一緒に走ってくれてありがとう(*^-^*)

天国の鳥たちはえらい迷惑だったと思います。なぜ飼い主のマラソン大会に呼ばれ

前を走らされるのか・・・ 「あたしゃ鳥だよ!」と言っていたのではないかと思います(^-^;)


会場にジャマイカン・フードの屋台が出ていたので、今回の参加賞のレジャーシートを敷いて

汗まみれになったポコの写真を置いてお昼ご飯。 

「ポコちゃん、走った後のご飯は美味しいね♪」とか言ってる(笑)


ゲスト・ランナーのものまねアスリート芸人・M高史さんと記念撮影♪ 

気さくで爽やかで元気いっぱいの感じのいい方でした。


ポコへの悲しみと寂しさは変わりませんが、だんだん天国へ話しかけるようになり・・・

ゆっくりと死を受け入れ始めたようです。



来月もピヨとポコの写真と共にマラソン大会で走ります!彼らは天国に行った方が忙しいと思います。


ピヨちゃん、ポコが天国に行って
自分の仕事が半分になると思ったら大間違いだよ。

一緒に呼ぶからね。

ポコちゃんもお花畑でのんびりしてられないからね。


「え~、また走らされるの~?鳥なのに~~」とか言っているのだろう(^_^)