ポコへ | アダルトチルドレン時々日記

アダルトチルドレン時々日記

機能不全の家族の中で育ち、その後遺症を人生上に色濃く残し、一般常識とまともな生活を知らず、悲観的なことを言いつつ能天気な性格でふらふら気ままに流転の人生を送っております。魂の病気と共存し狂気と正気を往ったり来たりする日常を徒然なるままに書き綴ります。





お前は心が清らかで執着もないから
魂が肉体を脱いだとたん
光の世界にいき
いい香りがするお花畑で気持ち良さそうにくつろいで
心地よい風に乗り 現世で失った羽を大きく伸ばし
思う存分飛ぶことを楽しんでいることも知ってるの

私はね
お前が光の世界で気持ち良く過ごしていることを知っているの
だから私もお前の幸せを嬉しく思い
祝福しているつもりなんだけど

人間ってものは厄介なところがあってね
お前の幸せを嬉しく思う反面
現世に残った自分の寂しさに翻弄され
心が落ち着くまで泣き続けたりするの

私の手の中で往生したお前を見て
死は今生の終わりではなくて
今生の苦しみから解放された時で
悲しくて寂しくて苦しくて辛いのは私だけで
この偉大なる瞬間は祝福すべきことだと悟らせてもらったの

でも人間ってものは厄介なところがあってね
偉大なるお前の存在で悟りを垣間見せてもらっても
無知や執着でしばらく苦しむものなのよ

だからお前は通過した現世など気にせず
光の世界を楽しめばいいの

でもやっぱり人間ってものは厄介なところがあってね
たまには会いたくなるものなのよ
その時は ちょっとだけ降りてきてちょうだい
お前の存在を夢や気配で感じるから

そして 
私が肉体を脱ぐ時は ピヨと一緒に迎えに来てちょうだいな


ポコ
出会ってくれてありがとう

ポコ
一緒にいてくれてありがとう

ポコ
これからもずっと大好きですよ


ポコちゃん・・・・・・また会おう!



キジバト ポコ 2014年4月4日(金) 午前8:09 光に戻る
(桐の箱は骨壷)