レ・ミゼラブル観た | アダルトチルドレン時々日記

アダルトチルドレン時々日記

機能不全の家族の中で育ち、その後遺症を人生上に色濃く残し、一般常識とまともな生活を知らず、悲観的なことを言いつつ能天気な性格でふらふら気ままに流転の人生を送っております。魂の病気と共存し狂気と正気を往ったり来たりする日常を徒然なるままに書き綴ります。



レ・ミゼラブルを観てきました☆

昨晩観ましたが、言葉では言い表せない、感動なんていう一言では表せない、なんというか
じ~~~んというものが、時間をかけて心に落ちながら広がっていく感覚があります。

一夜明けてもあります。
きっと何日もかけてじ~~~んというものが心に広がるんだと思います。

ミュージカル形式というか、セリフが歌で、それが尚更心に沁みやすかったような気がします。


風俗で働いていると、ここに出てくる宿屋の夫婦のようなのばかりです。
311の大震災が起こっても、停電になるとこっちが困るとか、震災の光景をテレビで見ながら
よくそんなことが言えるよと思うテメ~のことばかりの連中が8割です。
そんなのを喰いに来る客も似たようなもんです。自分もそんなのと同じ穴のムジナです(T_T)

だから、こういう映画をみると心が洗われます。


最近、エディット・ピアフをよく聞いていたので、無償の愛について考えました。
といっても考えただけで実践とかそういうのとは程遠い精神状態です。
そういう自分が嫌になりますけど、心の奥ではジャン・バルジャンのようになれたら
い~な~と憧れています。

考えてみると、ジャン・バルジャンの心を変えた司祭との出会いのような状況って・・・
少なからず生きていればあるような気がします。
苦しんでいる時の自然界や動物や人からの愛や恵み・・・でもジャン・バルジャンの様に
心を入れ替える勇気がないから、まだこのままで苦しんでいるんだろうと思った。

潔く生きることは大切なことだと改めて考えさせられました。

人間界の縮図を描いたような映画だと思いました。



にほんブログ村 小説ブログ ノンフィクションへ