トラウマ治療 | アダルトチルドレン時々日記

アダルトチルドレン時々日記

機能不全の家族の中で育ち、その後遺症を人生上に色濃く残し、一般常識とまともな生活を知らず、悲観的なことを言いつつ能天気な性格でふらふら気ままに流転の人生を送っております。魂の病気と共存し狂気と正気を往ったり来たりする日常を徒然なるままに書き綴ります。

良くなったり悪くなったりしながら、すご~くゆっくりと、でも着実に良い方向に向かっていっている

気がします。


【虐待】 【性的虐待】 【ネグレクト】 の3本柱てんこ盛りで、どれから手をつけていいか分からなかったと

言われましたが、だんだん分かってきたのは、性的虐待は表面的なことであったということ。

治療にいき始めた頃、表面に出ていたのは性的虐待と、父から受けた暴力でしたが、

どんどん掘り下げていくと母親からのネグレクトが一番のネックではないかと推測出来るところまできました。  

長かった~~(^_^;)


解離性精神障害と断定出来る理由の一つに、記憶が飛んでいるということがあります。

父から暴力を受けた翌日など、体に出来た傷やアザを確認した記憶がないんです。

そういえばそうなんです。

額から血を流しても、蹴られて数メートル飛ばされても・・・それ以降の時間の記憶がない。

それだけダメージがあれば、体に傷やアザの一つでも確認できるはずなのに・・・記憶がない。

だから私は、翌日から父親と仲良くやっていける。

それはきっと、確認してしまうと心が受け止められなかったので、記憶を飛ばしているのではないかと

いうこと。 だから故に仲良くやっていけたということ。

子供は親の庇護下に居ます。そこで親を受け入れながら生活していくには、受け入れたくない現実を

表面的な意識では認識しないような、一種の自己防衛本能が働くようです。


でも本能の部分では、次いつ暴力を振われるのかを心配して、常に緊張状態を作り出していたこと。

さまざまな精神障害が幼少期からありました。 

それが何か分からずに症状と不安に振り回されていて、表面を普通に取り繕いながら、人と会うことから

だんだん遠ざかっていった気がします。 そして、辿り着いたのが 【今の状況】 なんだと思います。


私のドラッグ使用は、依存症からくる乱用ではなく、幼少期からのフラッシュバックをかき消すために

自分を酩酊状態に持っていく、いわば現実感覚からの逃避であったようです。


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まだまだ、治療は続きます。

解離性精神障害というのがもたらすいくつかの症状とは今でも付き合っております。


私自体、人間は恒常性を持っているんだから、ひどい症状が何年も続いたんだから

そうそう簡単にすっきりと治るわけではないが、時間をかけて着実に進めばいいやと思っているので、

気長に症状と付き合いながらやっていこうと思ってます。 

面白いのが、自虐的な行為をしたあと、なんらかの形で自分をケアしているということ。

自力で足し引きゼロにしようと頑張り始めたところに拍手していますv(^-^)v


そして、私はこんなになってますが、親を恨んでいないということ。

治療が進めば進むほど思うのですが、あの人達だって好きであんなになったわけではないと思うのです。

私が好きでこんな症状を持っているわけではないのと同じです。

ある種、彼らだって何らかの犠牲者だったわけです。 彼らがすべて悪いわけではないんですよね。

私は幸い、治療をしてくれるところとご縁がありました。それだけでも幸せなことです。



牛歩のごとくですが、ゆっくりと良い方向に確実に歩んでいると実感している今日この頃です。

今後もいろいろ変化や分かったことがあったら、書いていこうと思います。




関係ないですが、ただいま、トルコと南米と北海道を旅したい発作が出ております。

トルコはカッパドキア。 南米はマチュピチュやナスカ平原など。

北海道は・・・花咲線に乗って、あの沿線を旅したいのです。ちょっと前に観たテレビの影響です。

ど~せそんなところです。単純なんです(苦笑)    ・・・記事とは関係なくて、スミマセン(^O^;)




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