娼婦でいることの分析 3 | アダルトチルドレン時々日記

アダルトチルドレン時々日記

機能不全の家族の中で育ち、その後遺症を人生上に色濃く残し、一般常識とまともな生活を知らず、悲観的なことを言いつつ能天気な性格でふらふら気ままに流転の人生を送っております。魂の病気と共存し狂気と正気を往ったり来たりする日常を徒然なるままに書き綴ります。

多額の借金をおいていき、愛人と新たな生活を始める父親。

幼少期に貧しい思いをし、両親の離婚が原因でほうぼうの親戚の家にたらい回しにされた父は

団塊の世代。 その頃に富の象徴とされたものが大好きで、車、家、電化製品、眼に見えるもの

すべてに豪華なものを好んだ。

父もまた歪んだ形で自分を必要とされている認識が欲しかったのか、のべつまくなし友人の借金の

保証人になってしまう。 どれだけ肩代わりしたか・・・。 本当にその人のことを考えた上での

行動だったのか、保証人になる事によって、敬われ、それを自己確認の糧にしていたのか分からない。


離婚する前に、新しい女とその娘に会わされて一緒にボーリングをやった。

心も体も斬り裂かれる思いでした。 父を考えて笑顔を作る。 母を考えて胸が痛む。。。


一家離散して、家が傾いてやっと解った。 年をとってやっと解った。 

うちの親は歪んだ人格であり、その当時は自分の事でいっぱいいっぱいだったという事。


いっぱいいっぱいな人たちの目の中には私はいなかった。

私は家に居て、家族誰からも必要とされていないという認識を、長い時間かけて心と体に刻み込んできた。

しかし、人は誰かに認められたい欲求が強い動物だと思う。 

すべてではないが、そういうのが糧になって頑張る気力が生まれたりすると思う。


私は誰からも必要とされていないと思っていたので、その矛先を他に向けなければ

自分を認識する事が出来なかった。


その延長線上で風俗をやっているのではないかということ。 

指名がある=一時でも必要とされる=生存理由がある。  こんなところで納得させているようだ。



ただ私はもう、その頃の両親の年齢になっている。 ブログで使っている私の写真はここ2年以内のもの

なので、嘘偽りはございませんが相当ないい歳になってます(笑)


そうやって思うと、私なんて結婚も出産もせずにのんべんだらりと暮らしているわけで、

両親の様に手足にしもやけを作って一生懸命働いて子供を育てることなく生きている。

そうした時に頭が上がらない。 どんなに彼らの人格が歪んでいようが、私は親を越せないと思うのです。

それに私が今、こうして 【完全なる変態キチガイ女】 として、ゴキブリみたいに生きていられるのは、

あの親の元で 『お修行』 出来たからです(*^o^*)


彼等が、あの日、あの時、絶妙なタイミングで交尾してくれたもんで、私はここにいるんです。

イクのが3分早くても遅くても私はいなかったと思う。 今、ここにいるのは奇跡なんです。

世間からしてみれば迷惑な奇跡かも知れないのですが、私にとっては嬉しい事で・・・
だから親には感謝してます。歪んでても、まぁいいかと思ってます。それも個性です(笑)



結論ですが、娼婦でいる理由として一番ふさわしいのが、『擬似的にでも一時でも必要とされる』

これが欲しくてやっているのだと思います。

その他の要因としては、

●生い立ちや過去の環境から形成された部分 (親から与えられた家庭環境が主)

●本質的な要素 (セックスが好き、不特定多数とヤル抵抗が大してない)

●現在置かれた環境 (やらざるを得ない環境かどうか)

が複雑に絡み合って娼婦なんだと思います。


早い話、サービス精神が旺盛なんです。
今日もお客様のお遊びのお相手をさせていただいているのですが・・・ 

久しぶりのお客様から 

「いろんな女回ってきたけど、お前に戻ってきたよ~。故郷みたいな女だなぁ」 とか

「また会いに来たよ~。やっぱりお前が一番落ち着くね~」 などと言われると、やはり嬉しくなる(笑)

こんな会話を何年も続けている方もいる。

お客様はミツバチの様なものだから、いろんな蜜を求めていろんな花にとまればいいんです。

でもたまに思い出して下さればいいんです。


仕事で疲れ、家庭では奥様に心配をかけられない、でも、関係ない人に話をぶちまけたい!という

方は多い。 話をぶちまけて、精液もぶちまけて、頭を白くしてスッキリしたいという方がほとんどです。

そしてまた戦いの場に戻り、守るべき家庭に帰るのです。


その一時の心の穴を埋めるドラッグでいたいのです。

主食にならなくていいし、デザートにもなりたくない。 ドラッグにでいたいと思います。

ハマれば身上潰すけど、絶妙な距離を持って接していれば、インスタントに楽しくなる。

非現実の中で生きて、非日常を提供し続けられる魔界の住人でいたいんですね(笑)


やはり、好きな仕事で、楽しくて、お陰様でまだニーズもある。 だから続けている事がよ~く解りました。

だんだん歳をとると、体もきついし、指名も徐々に少なくなっていくのですが、

雨風凌げてメシが喰える・・・こんな最高な事はございません。 本当に有難いと思います。



1人でも指名をしてくださる方がいる限り・・・私は枯れ果てるまで娼婦をやると思います。 

やはりこれが好きなんです。。。



独り言にお付き合いくださり有難うございました。
感謝&合掌



にほんブログ村 小説ブログ ノンフィクションへ ←よろしければお願いしますm(_ _)m

ベルランキングご協力お願いします!  ←しつこいですがこちらも・・・


100万人で変える遺伝子組み換え食品表示 ←グリーンピースからの応援願い。興味のある方はご覧ください