昨晩、考えたのですが・・・私の中に陰の自分と陽の自分がいて、過去記事の『記憶』の自分は
陰極だと思います。 陽極の自分は何かを作ったりアフリカにダンスをしにいったりするんだと思います。
私の中の私を乱暴に2つに大別すると
希望に満ちて無邪気にやりたい事をどんどん提案して光の道を進もうとする自分と
臆病で否定的でいつも失敗を恐れ、物事を斜に構えてみてしまうネガティブな自分。
気分によって病的に出てくる自分を同じブログで表現したいんですけど、支離滅裂になります。
いや、もう充分、支離滅裂なんだと思います(笑)
骨折というアクシデントで非日常な時間を急に過ごすことになった私は、ぽか~~んとしてしまい
調子が狂い、過去の記憶を途中で書かずに放っておきました。
そして、仕事に復帰して、モードが切り替わったら・・・過去の記憶の続きを書きたくなりました。
いや・・・もしかしたら・・・厳密に言うと、私が仕事に入る時は、ネガティブな記憶を引っ張り出して
そのエネルギーを原動力にしているのではないかと気がつきました。
昨晩、若かりし頃の記憶の断面がフラッシュバックしました。
多分・・・私は、また近々【記憶】を書き始めると思います。
新しい読者の方には大変申し訳ないと思いますが、やはり私の中には『膿』が存在していて、
何かのきっかけで外に漏れ出すんだと思います。
カタギのふりをしていても、娼婦の顔を装っていても・・・・・・・・・・・・・
いつか書きますが、昨日のフラッシュバックを少し書きます。
「アンタさ~、今日はうちに帰って来ないの? テメーそんなに事務所が好きなのかよ。
お前なんて一生事務所で下っ端ヤクザみたいに電話取ってろっつーの」
「わかったよ~・・・今日は舎弟がいるから変わってもらうよ。すぐ向うから待ってててよ」
「はいよ~。 アンタの柄が悪くて趣味も悪いベンツすっ飛ばして早く帰っておいで~、待ってるよ~」
「わかったよ、車の悪口はいいって~の。愛してるよ!」
「私も愛してるから早く帰って来ーい!」
私と電話で馬鹿げたやり取りをした後、奴は事務所を出たんだろう。
女房子供をほったらかしにしているヤクザの彼は、ほとんど私と住んでいた。
身内の男はほぼ全員ヤクザ。奴の親はシ〇ブの売人だった。
「お前ほどの女はいね~よな~。普通だったら女がシ〇ブやるなんて言ったら俺は止めるけどね。
お前は別格だよ・・・。麻薬の先生だもんな~。俺はお前と会った時、驚いたよ(笑)」
シ〇ブを打つ私を見守る彼は自分は絶対にやらなかった。
「アンタってなんでやらないの?身内がヤクザだったらまわし打ちでしょ?」
「俺さ・・・・・小学校6年生の頃にシ〇ブを見せられたんだ。・・・オフクロから・・・・・」
「え・・・・・・??? どういう事?」
「うちの親さ、大人になってやっと解ったんだけど、シ〇ブの売人だったんだ・・・」
「・・・・・マジ?」
「俺が小学校に行く時に、オフクロが小さな透明の袋に入った結晶を見せてね、こう言ったんだよ。
これはね・・・人をダメにするものなんだよ・・・・・・・・ってね。
毎晩、誰かしらがうちに来るんだよ。そうしたら親たちは和室に行って障子を閉めてさ、絶対開けるなって
言うんだよね。だから俺は妹たちと他の部屋で遊んでた。今思えば、あれは売ってたんだよ」
「アンタ・・・そんな幼少期だったんだ・・・」
「まぁ、俺んとこ皆ヤクザだからね。だから、同級生や近所の人たちは俺がヤクザになるのは
やっぱりなって思ってんだよ。でも・・・俺はシ〇ブはやらねえ・・・!」
そんな彼がベンツを飛ばして私の家に来た。普通だったら3~40分かかるところを20分で来た。
景気がいいときゃヤクザにも元気がある。そんなもんだよ、世の中なんてさ。
私の部屋に入り、「やれやれ、お前に呼び出されるのと組長に呼び出されるのは断れねーからな」
笑いながらじゃれてきた。
「じゃあ、私と組長、同じくらい偉いね!」 「アハハハ、本当だよ!」
その時、急に奴のポケットベルが鳴った。そのとたん、奴の顔に陰りが出た。
「どこからぁ?」
「本部からだ・・・ちょっと電話するぞ」
「うん、わかった。黙っとく」
素早く受話器を取り、電話をかけた奴の顔がみるみるうちに硬直した。
「え、誰が・・・? アイツが! え、ナニで・・・? チャカで?!!! わかった、今行く」
無言で脱いだばかりの上着を着た奴の顔には、私がかつて見たことのない緊張が漂っていた。
気軽に声をかけられないバイブスを放ち始めた彼におそるおそる訊いた。
「ねえ・・・どうしたの・・・・・?」
「舎弟が撃たれた・・・死んだらしい・・・。本部行くぞ。しばらく帰れないからな」
「う・・・ん・・・・・」
急な事で、急な話で、頭の中が空なのか詰まり過ぎているのかも分からなくなり、言葉を失った私に
奴は優しく 「心配するな、落ち着いたら連絡する」 と言葉を残してドアのノブに手を掛けた。
やっと・・・・・声が出た・・・・・・・!
「アンタは・・・帰って来るんだよね!!!」
「大丈夫だよ。帰ってくるから。心配すんな」 と私の頭を撫でて、きつく抱きしめて車に戻った。
いつもだったらベンツのボンネットに座って 「アンタを帰さないよ~」 などと冗談を言う私は
この日ばかりは、ドアの外に向って足が動かなかった・・・・・
これが・・・ヤクザと付き合っていると・・・ある事なのか・・・・・
あの時、私があのタイミングで彼に電話していなかったら・・・殺されてたのは彼だったんだ・・・・・・・・!
すくんだ足の先は、緊張のあまり真っ白になっていた。 シ〇ブもやってないのに・・・だ。
こんな、記憶が蘇りました。 だから、私はまた記憶の続きを書くんだと思います。
皆さん不快に思われるでしょう。 どうかスルーしてください。 これが私です。。。
急に仕事をはじめたら・・・魂の病気が出たようです。
すみません。しばらく『膿』を書くかも知れませんm(_ _)m
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