マインドブロックバスターによるブロック解除とは、
掘り下げをせずに、
片手に軽く触れるだけで、
潜在意識にある、あなたの悩みや問題を引き起こすブロックのイメージを読み取り、解除のイメージに入れ替えていく、セラピーです！
ども
あらゆる世代の美と心のブロックを解除！
日本マインドブロックバスター協会 公認インストラクター
永井和美（ずうずう）デス。
三角関係
いや、ダンナさまか、私が浮気したんじゃないですよ（爆）
父母と私。
私が勝手に三角関係にしていたなと思いマス。
父のことが大好きでした。
自分勝手で、グルメで、働くことが嫌い。
人あたりがよくて優しくて、周りからよく言われました。
お父さん、優しい人だよね。羨ましい。
父は静岡市内の美味しいお店を、よく知っていました。
メニューは無く、座ったら出てくる鰻を一本使った定食の店。
厚切りの豚肉をラードでからりと揚げた特上とんかつの店。
いろんな部位を食べられる焼き肉屋さん。
伊豆から直送の食材を使ったお寿司屋さん。
現在の話ではありません。
45年前の静岡。
庶民と言われる人たちはめったに行けなかったお店です。
父は行ってました。
そう、父だけね（爆）
父だけが行っていることが、なぜバレたかというと雑誌やTVで紹介されているときに
「ここ行ったことある、うまいぞ！」
と、父が話すからです。悪気なく。
鰻定食がどんなにふわふわかつ香ばしいかを。
新鮮な伊豆の魚のお寿司が美味しさを。
分厚いのにカラリとジューシーに揚がった熱々のとんかつを頬張ったときのじゅわっと出てくる肉汁。
母は怒った口調で、呆れて果てて言いました。
「家族みんなで行こうと思わないの？」
父は驚いて言い返しました。
「4倍の値段になるじゃないか！」
父はそういう人でした。
家族で楽しく食事とか、家族一緒に食べると美味しいよね、なんてことは通じませんでした。家族はこうあるべき、父親はこうであるべき、そんなことは全然考えていないように見えました。
親戚の集まりでも（たとえそれがお葬式であろうと 、お正月であろうと）飽きてきたらすぅっといなくなっちゃう人でした。
私は父が大好きだったけれど、母はたまったものではないんだろうな、と子どもの私でもわかりました。
母が親戚に愚痴っているのを聞いていたからです。
なので、父を否定することにしました。
嫌いになることにしました。
父か母か。どちらかを選ばないといけない
と思ってしまいました。
家族で楽しく食事をしない、家族を連れて行かない、自分だけが美味しいものを食べる父はひどい。
父親として失格だ。
考えが間違っている。
母が気の毒に思えました。
父が働くことが嫌いだったので、母がその分一生懸命働いていました。そう見えました。
１０人の兄弟姉妹。大家族で育った母は家族で楽しく一緒にいるのが大好きで当たり前でした。祖母のこともとても大事にしていました。
父を好きなまま、母を助けることだってできたのに。
大人になった、いまはそう思います。
あからさまに母の味方だと宣言するような態度を取らなくても良かったのにと。
大家族で裕福に育った母と、早くに両親を亡くして妹を育てるために高校を退学した父。価値観が違うのは当たり前でした。
マインドブロックバスターになってから、両親に対して自分がどう思っていたのか？がスラスラと解けていきました。
あっ、もうひとつありましたね。
【お母さんは可哀想のブロック】
デス。それは、明日に続きます。
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