これは母が子供の頃の話だと思います。
夏のある日みんなで海水浴に行った時のこと。
突然のにわか雨があり、皆が屋根のあるところに避難したのですが、母だけが途中の掲示板の様な所で立ち止まったまま動かなくなりました。 皆が呼び掛けても返事が無く、そのまま倒れてしまったそうです。
駆け寄ってみると意識は無くかなり危険な状態だということだけはわかったのですが、医者にも原因が分からず、そうこうするうちにユタ(沖縄独特の巫女とシャーマンの中間のような存在:現在でもまぁまぁいます)にお伺いを立てようということになり、その辺では評判のユタの家に行くことになりました。
母の家族がユタの家に入った途端、ユタが「やっと来たか、もう少し遅れたら手遅れになっていたぞ」と叫んだそうです。
話によると、あの日海で死んだ霊たちが海岸で楽しそうに遊んでいる女の子たちを見つけ、その中で一番かわいらしい子の魂を持って行こうとしたのだそうです。偶然それに気付いたユタが魂だけは取り返したのだけれど、どこの誰の魂だか分からないので大事に預かっていたそうです。が、何日も体から離れているとさすがに戻せなくなるので「気が気じゃなくハラハラしていた」そうなのです。
で、そのユタによって魂を返してもらった母は直ぐに意識を取り戻したというお話でした。
※ 沖縄では「魂を落とす」ということが良くあるらしく、母の話では私も赤ん坊の時に魂を落としたことがあって半日息をしていなかったことがあったそうです。そういうときには魂を落としたところに行って魂を拾い「マブヤー」というおまじないをして解決するのが基本。その時にユタに協力をお願いしたりします。
(マブヤー:解りやすいように、かなりはしょっているのでちょっとだけ事実からずれています。)
--------
コメント
****
過去の日記に失礼します。
なにやらワクワクする内容でしたのものであせあせ(飛び散る汗)
何処にワクワクしたか…
ユタの能力の凄さと…人が特定出来ないと言う限界
京極堂シリーズになるとこの話はどうなるか…とかむふっ
妄文失礼しました顔(願)
--------
コメント
uzoh
わざわざコメントありがとうございます。 すごくうれしいです。
この辺のお話ご興味がおありの様なので、追記を
ある本によると、沖縄では精神的な障碍者を隔離せずに日常生活の中で同居し、特に精神的な面で社会生活に溶け込めないタイプの人がその感性を磨きユタになる事で社会の中に組み込まれていくそうです。
それを考えるとシャーマンに近いですね。
柳田國男の研究のせいもあり、文化人類学で目にしやすいのは東北の文化なのですが、沖縄が流行っている割には文化圏としての沖縄は表に出てきません。
面白いと思うんだけれどなぁ。
よろしければ他の日記もお楽しみください。(^_^)/
父が生前見せてくれた写真のお話。
それは父が小学生の頃の集合写真です。 雰囲気からして4年生から6年生くらいかな?
後ろにはそそり立つ絶壁、といっても写真の上の方には木が生えているのが写っています。
戦前の写真らしく、全員が軍服の様な学生服と学生帽です。
父がどこに居たのかは忘れてしまいましたが、右はじの子がサングラスをして映画のマドロスのように椅子に片足をかけてポーズを決めているのが「おマセだなあ」とは思いましたが妙にサマになっているのがほほえましいというかなんというか。
で、この写真、崖の中腹よりもやや上の方に、手にブラウスの様な上掛けをかかえた上品そうな女性が写っているのです。丁度子供たちのお母さんくらいの年齢に見えるのですが....
見た瞬間に気づくほど鮮やかに、はっきりと、でも、腰のあたりから下が無い....
ビビって 指さす私に対して父は「いや、これは多分光の関係でこう見えるだけで幽霊だとは思っていないよ」と気にしていない様子。でも私にはそうは見えない。
「それよりもこいつを見てみろよ」と指さしたのは先ほどのサングラスの少年でした。
「この写真を撮った時にはこいつはもう亡くなってしまって居なかったんだ」とぽつりと言ったのでした。
それは父が小学生の頃の集合写真です。 雰囲気からして4年生から6年生くらいかな?
後ろにはそそり立つ絶壁、といっても写真の上の方には木が生えているのが写っています。
戦前の写真らしく、全員が軍服の様な学生服と学生帽です。
父がどこに居たのかは忘れてしまいましたが、右はじの子がサングラスをして映画のマドロスのように椅子に片足をかけてポーズを決めているのが「おマセだなあ」とは思いましたが妙にサマになっているのがほほえましいというかなんというか。
で、この写真、崖の中腹よりもやや上の方に、手にブラウスの様な上掛けをかかえた上品そうな女性が写っているのです。丁度子供たちのお母さんくらいの年齢に見えるのですが....
見た瞬間に気づくほど鮮やかに、はっきりと、でも、腰のあたりから下が無い....
ビビって 指さす私に対して父は「いや、これは多分光の関係でこう見えるだけで幽霊だとは思っていないよ」と気にしていない様子。でも私にはそうは見えない。
「それよりもこいつを見てみろよ」と指さしたのは先ほどのサングラスの少年でした。
「この写真を撮った時にはこいつはもう亡くなってしまって居なかったんだ」とぽつりと言ったのでした。
えっと、これは私がたぶん小学校に入った頃の話。その辺の記憶はちょっとあいまい(^_^;)
友達と近所の海岸で遊んでいたとき、浜辺に猫とネズミの死骸がうちあげられていました。
ちょうど漫画で見る、猫がネズミを追いかけてそのままの構図でした。
んで、子供だから友達と「トムとジェリーみたいな関係だったのかな」等と言って、ネズミは空き缶に入れて、猫はそのまま穴を掘って埋めました。
子供のすることですからそんなに深くは掘れないので猫の方はこんもりと盛り上がっていて、そのそばに墓標代わりの棒を立てて....
で、そのそばでそのまま遊んでいたんですが、時間がたつに従って潮が満ちてきます。さすがにこのままじゃ猫とネズミが流されてしまうと気づいたので埋めなおそうということになりました。
でも、ネズミを埋めたはずの場所に缶は見つからなかったのです。「埋めた場所が違っていたのかなあ」と思いながら、「それじゃあ猫だけでも」と思って猫を埋めた場所を掘ったのですが猫の死骸も出てきません。
さすがに猫は砂が盛り上がっているし棒も立ててあったので間違えるということは無いはずですから.... 不思議とこの時怖かった記憶がありません。どちらかというと困ったしまった記憶が強く残っています。
結局友達と「きちんと2匹をお墓に埋めてお祈りしてあげたからだろうね」という結論に達してそのまま帰ってしまいました。
今こんな事が起きたらはっきりいってパニックです。何も知らない子供は強い(+_+)
友達と近所の海岸で遊んでいたとき、浜辺に猫とネズミの死骸がうちあげられていました。
ちょうど漫画で見る、猫がネズミを追いかけてそのままの構図でした。
んで、子供だから友達と「トムとジェリーみたいな関係だったのかな」等と言って、ネズミは空き缶に入れて、猫はそのまま穴を掘って埋めました。
子供のすることですからそんなに深くは掘れないので猫の方はこんもりと盛り上がっていて、そのそばに墓標代わりの棒を立てて....
で、そのそばでそのまま遊んでいたんですが、時間がたつに従って潮が満ちてきます。さすがにこのままじゃ猫とネズミが流されてしまうと気づいたので埋めなおそうということになりました。
でも、ネズミを埋めたはずの場所に缶は見つからなかったのです。「埋めた場所が違っていたのかなあ」と思いながら、「それじゃあ猫だけでも」と思って猫を埋めた場所を掘ったのですが猫の死骸も出てきません。
さすがに猫は砂が盛り上がっているし棒も立ててあったので間違えるということは無いはずですから.... 不思議とこの時怖かった記憶がありません。どちらかというと困ったしまった記憶が強く残っています。
結局友達と「きちんと2匹をお墓に埋めてお祈りしてあげたからだろうね」という結論に達してそのまま帰ってしまいました。
今こんな事が起きたらはっきりいってパニックです。何も知らない子供は強い(+_+)