何度かこのブログでも取り上げたことのある英国のバンド、BIG BIG TRAIN
リアルタイムで活動中のいわゆるプログレ系バンドで継続して聴いている数少ないバンドの一つです。
以前にも触れましたが、このバンド、2021年にVoのDavid Longdonが不慮の事故死、その後21年と22年にはそれぞれ新作アルバムを発表し、ライブも定期的に開催して来ましたが、コロナ渦ということもあってかメンバーの入れ替わりがかなり激しくどうにも安定しない状態でした。
昨年あたりからメンバーが割と固定してきたような印象があります、、、
パーマネントと考えてよいかどうか不明ですが、現時点でのバンド・メンバーは次のとおりです。。。
Gregory Spawton (B)
Nick D'Virgilio (Dr.cho)
Rikard Sjöblom (Key,G,cho)
Dave Foster (G)
Clare Lindley (vn,cho)
Alberto Bravin (Vo)
Oskar Holldorff (key)
2019年のアルバム「Grand Tour」時のメンバー(個人的にはこの時がベストのラインナップだと思ってます。)はリストの上から3人まで、ということになります。寂しい。
メイン・ソングライターであるSpawton、多才なドラマーD'Virgilio(先日のMr.BIGの来日公演でも叩いてましたね)、鍵盤・ギターと器用なSjöblom、彼らの安定したコーラス。
今はこの3人がバンドの屋台骨を作って、他のメンバーがバンドへのリスペクトを持った演奏で埋める、という構図でしょうか。
過去のバンドサウンドの再現に懸命になることが決してベストであるとは思いませんが、やはりBIG BIG TRAIN節というか、イズムには捨てがたいものがあります。
リスナーの勝手な欲望ですね。
このメンツで来日してくれるなら是非ライブに行きたいな、と思います。
下記の映像は2017年にリリースされたシングル「Merry Christmas」のカップリング曲「Snowfalls」を現メンバーで演奏した映像です。
この曲とても好きです。シングルの片隅にひっそり置かれているのが勿体ない。
ライブ前のサウンド・チェックの演奏とのことです。
サウンド・チェックでもきっちり完奏するんですね、、、
とても美しい曲なのですが、歌詞は非常に哀しいものです。
どうしてもDavid Longdonを思い出します。
こうして音楽は継がれて残っていくんですね。
Snowfalls by BIG BIG TRAIN
せっかくなので、サウンド・チェック後の同日のライブ・ステージからも1曲。金星の太陽面通過を歌った曲です。BIG BIG TRAINは曲もテーマも面白いです。
新メンバーでこの曲もきっちり再現。ホーンセクションは1人足りないかも。
The Transit of Venus Across The Sun