Live at the Bicentennial / Gentle Giant | 音楽見聞録

音楽見聞録

単なるリスナーが好きな音楽について勝手きままに書き散らかし。
CDレビュー中心のつもりが、映画や書籍など他の話題も。

Live at the Bicentennial/Gentle Giant

¥2,048
Amazon.co.jp

LIVE AT THE BICENTENNIAL 1776-1976

DISC 1
1. Intro/Just The Same
2. Proclamation/Valedictory
3. On Reflection
4. Interview
5. The Runaway/Experience
6. So Sincere

DISC 2
1. Excerpts from Octopus
2. Give it Back
3. Timing
4. Freehand

Gentle Giant(以下、GGと略します)のアルバムが2014年12月に発売されました。
新作ではなく、全盛期のライブ・アルバムです。なぜこの時期にこのアルバム発売なのか?よくわかりません。

海外から取り寄せて(安いので!)ようやく聴くことができました。

「LIVE AT THE BICENTENNIAL 1776-1976」は76年のアルバム「IN'TERVIEW」発表後に行われた北米ツアーのうち7月のロング・アイランド「The Calderone Theater」で収録されたもので、そもそも地元のラジオ局の放送用マテリアルでした。

スリーヴにも記載のあるとおり、アルバムに収録された曲を演奏後、アンコールで更に3曲を演奏したのがステージの全貌のようです。

アンコールは未収に終わったものの、元々Radio放送を予定していた音源だけに音質はそれなりです。以前、ブートで出回っていたこともあるようですが(ブートはあまり興味がないので持ってませんが)こちらの方が音質は上かと思います。

音質については、オフィシャルライブ盤の「Playing the fool」や以前国内盤も発売されていたキング・ビスケット・フラワー・アワーと比較するとやや荒い印象があります。
特に各楽器の分離やボーカルの音量バランスが良くない部分もあります。

しかし、却ってそれが妙な生々しさを感じさせてくれのが不思議なところです。
ある意味他のライブ盤よりもライブ・バンドたるGGの豪快さ、強引なまでの強力さを堪能することができます。まあ、入門者はさておきファンなら迷わず購入と言ったレベルです。

前述のとおり、これまで発売されたオフィシャル・ライブはまず74年のアルバム「The Power and the Glory」発表後のツアーのうち、ニューヨーク「Academy of Music」で録音された「King Biscuit Flower Hour」が1975年1月18日のもの。

「Playing the Fool」が1976年9月23日~10月7日のデュッセルドルフ、パリ、ブリュッセル、ミュンヘンからの音源となるので、今回のアルバムの録音時期は「Playing the Fool」の約2か月前という事になります。

「キングビスケット」時と「Playing」時とではライブのフォーマットのうち、アコギ・デュオのパートやリコーダー・アンサンブルのパートで大きな違いがあります。
これらの部分については「LIVE AT THE BICENTENNIAL」ではPlayingとほぼ同じ構成となっています。もちろん細部のアドリブ・パートは異なりますが・・・

変拍子や転調を多用し、しかもコーラス等含め曲の構成が極めて複雑、更に演奏中に楽器の持ちかえを行うという制約がある中で相変わらずミュージシャン・シップ溢れる演奏を聞かせてくれています。

ここまで異なるリズムが一体となる楽曲は唯一無二かもしれません。
キャッチーとは言い難い楽曲なのにクセになる。

初期のドラマーとkeyのケリーミネア、Gのゲイリー・グリーンとその他のミュージシャンでユニットを組み来日公演を行ったことは記憶に新しいところです。

ホント、何故本国イギリスのみでは人気が無かったのか・・・一番の謎です。

※そういえば、先週久々に人前でベースを演奏しました。
さすがにやや緊張しましたが、それよりも蒼くなったのは楽器のコンディションが最悪なことでした。いや~あせりますねえ。
ハイポジション側で明らかにチューニングが合ってません。これが気になって演奏は気もそぞろでございます。下手が下手に輪をかけるという最悪のパターンです。

基本のネック調整がうまく行ってないと思いますが、フレットも相当削れてなくなってるし、もしかしたらオーバーホールが必要かもしれません。でも、予算がなあ~。