平成24年度初めての記事です。ほぼゼロに近いであろう読者の皆様、動きがにぶくてすみません。
以前にも書いたのですが、ある曲やアルバムを記事にしようと思い立つと結構聴き込んでからでないと書けないのでどうしても遅くなってしまいます。
今回のアルバムもしかり。
イギリスのバンド「Porcupine Tree」は元々スティーブン・ウイルソン(ヴォーカル、ギター、シンセ、ピアノ等を担当するマルチプレイヤー)のソロ・プロジェクトに1993年からベースとキーボードが加わり何となくバンドの形態をとったスタイル。でもやはりソロ・プロジェクトのようなイメージを強く感じます。
スティーブン・ウイルソンはキング・クリムゾンの各種音源のリマスターでも有名ですね・・・
ちなみにキーボードは元「Japan」のリチャード・バルビエリです。
91年から活動を開始しているのでもう十分にベテラン・バンドの域でしょう。但し、ここ日本では思い切り知名度は低いバンドだと思います。
いわゆるジャンルではプログレ括りなのですが、ギターの音がヘヴィー・メタルでドンシャリな音なので叙情派好きのリスナーには少々敬遠されるかもしれません。(私もそう。)
どことなくドリーム・シアター寄りな部分もあり、そうでない部分もあるサウンドとでも言いましょうか。
しかしとびきりメロディアスでリリカルな面も併せ持っています。その最たる例が冒頭で紹介した曲「Lazarus」です。美しいピアノのアルペジオにのって展開される曲は非常に気持ちイイです。この1曲でアルバムを買う価値があるよね~?と思います。
但し、あくまでもこれは彼らのサウンドの一面なのでギターがうなる曲は全く様相が異なりますのでご注意を。
それでもバックでメロトロンがぐあ~んと鳴ってたりすると、あ~やっぱりプログレなんだな~と落ち着きます。
現代まで生き残っているプログレバンドの多くはこう言った形態ですね。何故なんだろう?
いわゆるメタル・クリムゾン(太陽と戦慄~REDに至る時代のクリムゾン)を下敷きにしていると感じられるサウンドです。
アルバムでは日本でのデビュー盤となった「Deadwing」(通算だと13枚目?)が彼らのサウンドの形態を良く表しているかもしれません。なかなかの名盤です。
デッドウィング/ポーキュパイン・ツリー

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