久々のケルトもの紹介です。以前にも紹介してますが「ソーラス」のヴァージョンによる「ジョニーは兵隊に」です。
>Solas/SOLAS

¥1,750
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買うならこのCD・・・って品切れ状態ですね・・・
元歌はアイルランドの伝統曲「Siul A Ruin(シューリ・ルゥ)」です。この曲の成立は17世紀末と非常に古く、信じられないことに既に300年以上が経過しています。
一番有名なのはピーター・ポール&マリーによる「gone the rainbow」でしょう。
ケルティックなんてジャンルを知らない間は最近の反戦歌なのかな~などと思っていたのですが、実はこれ「ワイルド・ギース」の歌なんです。
ワイルド・ギース、ご存じでしょうか?イギリスに抵抗しフランスへ渡ったアイルランドの傭兵部隊です。つまり根底にはアイルランドのイギリスに対する抵抗が漲るレベル・ソングなんです。
ソーラスのまとめたこのヴァージョンは素晴らしい。楽曲として屹立しています。トラディショナルな中にもぐっとジャジーな感覚を持ち込み、むちゃくちゃカッコ良くクールな歌に仕上げています。
Shule, shule, shule a gra
Oh shule, oh shule and he loves me
When he comes back, he will marry me
My Johnny, he has gone for a soldier
サビの歌詞です。
「シュール、シュール、シュール ア グロー」はゲール語なのにほとんど意味のないフレーズであるとか。歌を伝承でつないで更にそれを発展させていくアイリッシュは本当に奥が深いです。
レベル・ソングや米国(アイルランド風に言うと「メリケィ」)への移民を唄った曲も多くあります。そして強烈なリールやジグ!ほんとクセになります。
カラン・カーシー(ヴォーカル)
ジョン・ドイル(ギター)
ウィニフレッド・ホーラン(フィドル)
ジョン・ウィリアムス(コンセルティーナ=八角柱アコーディオン)
シェイマス・イーガン(フルート、バウロン、イーリアン・パイプス、バンジョー)
この時のソーラスが最強メンバーでしょう。一番好きなメンツです。この後、幾多のメンバーチェンジを行っていますが、リーダーのシェイマスがいれば「ソーラス」という事なのかもしれません。
かなりトラディショナルなVersionだとこんなのもあります~これまた味がある。
Siuil A Run by Reeltime