
¥1,000
Amazon.co.jp
**********************************************
阪神淡路大震災の復興、無縁社会の現実…H県県庁職員として、闘ってきた9年間の日々。全国300万人の地方公務員に贈る、悲哀のお仕事コミックエッセイ。
著者:古林海月(ふるばやし かいげつ)
1969年鹿児島市生まれ。1993年にH県県庁職員になる。2002年何のあてもなく公務員生活にピリオドを打ち、投稿に専念。2003年、生活保護を描いた漫画「夏に降る雪」でデビュー。講談社「イブニング」に『米吐き娘』を2007年まで不定期連載。現在はハンセン病の漫画を執筆中。うさぎ2羽、猫7匹、金魚、ほか1名と同居。趣味は野菜作りと動物。
**********************************************
最近、ブログを通じて知りました古林海月(ふるばやし・かいげつ)さんのエッセイ・コミックスの紹介です。そんな訳で優しい彼女はこのダメ・ブログにもたまに寄っていただいております。
ドキュメンタリです。仕事を離れてから早10年経過という感じなので、情報にやや古い所があるかもしれませんが別に公務員の仕事内容を情報として提供する事が目的のマンガではないと思うので楽しめます。・・・いや、単純に楽しむだけではいかんかも。
職を離れる時にはかなりの葛藤があったのではないかと思われます。後押しされた出来事にも重たいものを感じます。あちこちで自虐的に笑いとばす部分はあっても現実は決してそんなものじゃないだろうし。文面(画面か?)どおり単純に読まないで是非、裏や行間を読み取って感じてください。
この本、不思議と周囲の人間も「読んでないけど知ってる」って人は結構いるんですよね。
・・・それにしても公務員を仮想敵に設定すると批判が楽だよね~。物事が単純化されて非常にわかりやすい図式になるから。だから政治家の先生方たちはすぐ安易に使いたがる。なんだかねえ・・・
あとねえ、病気になるまで仕事している人は他にもいるって言う人いるけど、病気になるまで仕事をする事自体に問題がある事に気づいてそちらの問題を声高く主張すべきです。不幸自慢したところで何も産み出さないから。
さてさて彼女は決してテクニカルな絵描きではありません。(すんません!)けれど、テーマの選択はなかなかのものだと思います。「米吐き娘」なんてタイトルからして絶妙でしかも壮絶、インパクト大だし、(実際のマンガも吐くシーンはもう・・・でした。)現在執筆中のハンセン病のマンガも是非読んでみたいです。
え~プロフィールにもあるとおり、彼女の家にはおネコ様がそれはたくさんいらっしゃいます。
ブログの方でも写真・動画等でおネコ様をそりゃもう堪能できます。私のように飼いたくても住宅事情でままならない方、是非彼女のブログに立ち寄り日頃の鬱憤をはらしてくださいませ。