MUSEです。「ニュー・プログ(New Prog)」と呼ばれる90年代以降に出てきたオルタナ・ロックの中でもプログレシッヴの影響を色濃く出している連中をこう呼ぶそうな・・・なんだかな~ジャンル分けもますます理解し難いものになりつつあります。
その中でも恐らく頭一つ飛び抜けているのがこのMUSEでしょう。今やスタジアム級のライブ会場でさえソールド・アウトにする人気ぶりです。
映像は今年の夏の終わりに発売されたスタジオ5作目の「THE RESISTANCE」から「UNITED STATES OF EURASIA(+COLLATERAL DAMAGE)」です。ピアノの弾き語りから始まり、まあ、ありがちな中近東旋律が入り曲が展開、但しこのステージ映像にはありませんがオリジナルは曲の後半がショパンの夜想曲第二番変ホ長調そのものになります。
サンサーンスがはさみ混まれた曲もあり、また最後の3曲は3部構成の組曲です。
若者の中にはこの曲を含めて本アルバムを難解だと思うなんて意見もあるようですが、ん~む~なんて軟弱な!
はっきり言って彼らを「プログレ」と呼ぶことにはちょっとためらいがあります。エモーショナルなヴォーカル、複雑な曲構成は良いとしてもリズム隊が少々もの足りないところ。ドラムはもっとセンシティヴであって欲しいし、ベースには更なる叙情性が欲しい。
売れ線とアングラの間、どちらにも傾きすぎずまあ絶妙なところでバランスをとっているバンドなのかもしれません。まあ売れるでしょうね。
今回のアルバムも個人的にはオーケストラをフィーチャーするならもっと徹底的にやって欲しかったなあ。あと一息!頑張れ!おじさんは応援してるぞ。大御所に肩を並べるにはもう一要素だ。突き抜けろ!
彼ら来年1月には武道館に来ます。
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