■ヤンゴンの朝 その2
旅先で、食べたものを
こうして、記録している
わけであるが、
現地で料理の名前、呼称を
どうやっておさえているか。
これは意外に難しいのである。
市井のひとびとは、大抵英語を解さないし
また、名前を口頭で教えてもらえたとしても、
声調や日本語にない母音を使われると、
ききとることもままならない。
そこで、どうするかってゆうと
お店のしとにノートを
差し出して、見ぶり手ぶりで
料理の名前を現地語で
書いてもらうわけだ。
それをあとで、英語を解するしとに
ゆっくり、明瞭に発音してもらって
確認するわけだ。
今朝も、行列のできていた
まぜそばの屋台で、
店のにいちゃんに、
いつも通り、ノートに
料理の名前を書いてもらうと
お願いすると
にいちゃん、怪訝な顔して
固まっている。
(´・ω・`)ハテ?
でもっって、にいちゃん、
よっしゃっ顔になり、
いっちゃう。
(´・ω・`)ハテ?
で、にいちゃん
スープを片手に戻ってきた。
いやいやそうぢゃなくて
と、ノートに書いてある
他の料理の名前を、指し示して、
ほれ、こんな風にというと
にいちゃん、
また、”よっしゃっ顔”になり、
いっちゃう。
(´・ω・`)ハテ?
で、戻ってきたにいちゃん
どや顔で、まぜそばの
上に揚げニンニクを
パラパラっと散らしてくれる。
あ、ありがとう。
でも、そうぢゃなくて
と、他の料理の名前を指し示して、
ほれ、こんな風にというと
しばらく思案にくれたにいちゃん、
またまた、”よっしゃっ顔”になり、
いっちゃう。
(´・ω・`)ハテ?
で、戻ってきた
にいちゃんの手には
水を汲んだジョッキが。
あ、ありがとう。
でも、そうぢゃなくて
と、あらためて、
他の料理の名前を
指し示して、
ほしたら、通りかかりの
おっちゃんが、にいちゃんに
説明してくれて、ようやく
このまぜそばの名前が
”カオスエトゥ”300ktであることが
判明したのであった。
【今日のまとめ】
味は(´ρ`)ぐぅ。