■Steely Dan / Gaucho | ■今日、わしこんなもん食べた

■Steely Dan / Gaucho



Steely Dan
Gaucho

おぢさんの、ベスト・オブ・ベスト。
とにかく、”かっくいい”一枚。

間違いなく、いままでに、
最も数多く聴いたアルバム。

四半世紀(25年)以上も前の作品なのに
今聴いても、まったく色褪せていない。

色褪せるどころか、
燦々(さんさん)と輝きを放っている。

いくら、当時の、一流ドコロのスタジオミュージシャンを
掻き集めているとはいえ、本当に”うまいなぁ”なのである。

そこらの凡庸な音とは、
音の厚み、隙のなさ、完成度、
すべてにおいて次元が違うのである。

ひとクセもふたクセもある、複雑なコード進行。
無駄なおかずを叩かないタイトなドラム
ピシっときまったホーンセクション。
緻密で渋いコーラスワーク。
心地好くのびるギター。

も、まいりました。である。

気分は、都心の夜の高速道路をクルージング。
きらめくイルミネーションがウィンドウを、ゆっくりと流れ去る。
ボンネットをなめていく、ナトリウムライトのオレンジの光。

あぁ、かっくいいなぁ。

このカッコよさは
おこちゃまには、あんまよくわからんだろう
これは、育ち盛りの大人向け音楽なのである。

だから、おこちゃまは、ステレオの前に正座して
100回ぐらい続けて拝聴しなさい。

【今日のまとめ】
シビれること、間違いなし(ぷ