Don't think.Feel

Don't think.Feel

30代既婚、一女ありの税理士が、「Don't think.feel」なスタンスで臨むも、おそらくそれが出来ずに、ひたすら考えて書くであろうブログです、いつまで続くかな…。

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以前、資格浪人していたときのことを書いたかと思いますが、今回は就職してからの税理士試験のことを書いてみます。

資格浪人中に三科目取得、厳密に言えば二年目の試験が終えた段階で就活を始めたので、その段階では二科目を持っていたのですが、最初の就活は少々手こずりました。

トータルで15~20社くらい応募したかなぁ…この業界は未経験者に本当に冷たくて、20代半ばで二科目持ちでも、未経験ではなかなか採用してくれるところがなくて、ハローワークで見付けた求人に片っ端から応募してたんですが、活動を始めてから1ヶ月位でようやく内定をもらえました。

その事務所は、10人程度の、一般的な個人事務所だったのですが、僕以外は40代以上のベテランばかりというところで、僕の仕事は諸先輩方の補助という役回りでした。

その事務所では殆ど「経験」といえるようなものを身に付けることが出来ず、結果的に2年で辞めることになるのですが、所長を始めとして、周囲の方に「試験勉強があるから」と気を使って頂き、ほぼ定時で帰らせてもらえたのは本当にありがたかったです。

年内の試験結果が出ていない段階では「感覚を錆び付かせない程度に」というスタンスで軽く勉強する感じでしたが、年が明けてからは…
講義がある平日は、仕事を終えて、18時半~21時半まで講義。
講義がない平日は専門学校の自習室で22時頃まで勉強。
休日は、10時から20時まで専門学校の自習室に籠って勉強。
…この生活を5年続けました。

最初の事務所はそれほど仕事が大変でなかったので、確定申告時期こそ厳しかったものの、何とかこの生活をこなせていましたが、次に移った事務所では最初からそれなりに仕事を任せてもらえ、その後もどんどん仕事での負荷がかかってくると、最後の方はもうメチャクチャな生活でした(苦笑)。

一年間自分なりに必死で勉強してきたけど、今年もダメかも…と毎年弱気になる自分を励ましつつ試験に臨み、予想通り(?)不合格というのを繰り返しながら、最後まで走り切れたのは、ひとえに、「あと二科目、一科目」というところまできて諦める訳にいくか!という意地だけでした。

僕の場合は、本当に運良く、最後まで取り切ることが出来ましたが、三科目まで取得出来たものの、その後10年以上足踏みしているという先輩達を沢山見てきました。
仕事の経験年数が増えるにつれ、当然業務量も増えてくるので、勉強はどんどん辛くなる…まさにアリ地獄です。

でも、そのアリ地獄に見切りを付けることって、本当に難しいんです。
合格は目前に見えているような気がするし、何よりこの業界で働く以上は、絶対に資格があった方がいい訳で…止めるに止められないんですよね。
そうして、毎年試験を受け続ける…専門学校に仇する訳ではありませんが、もし今から税理士試験を志そうとする人がいたら、専門学校の謳い文句に踊らされることなく、冷静に「リスク」を踏まえて、決断して欲しいと思います。

僕は、仕事と勉強の合間を縫って、それなりに遊んだり、恋愛もしたりしましたが、貴重な20代は殆ど勉強に費やしたといって過言でなく、合格出来たときには喜びよりも、「やっと終わった…」という安堵の気持ちが殆どでした…。

今までガチガチの勉強ありきの生活から、急に「自由」を与えられた僕は、フリーな時間をどう使っていいか分からず、しばらくは、言い様のない居心地の悪さを感じていました(苦笑)。

ただ、受験生時代は、持っている人が羨ましくて仕方のなかった資格をいざ手にしてみると、そこまで何てこともない、というのが正直なところだったりします。
資格を取ったからといって、それ以前とやる仕事は同じなので、勤務税理士としてサラリーマンでいる分には…。

とはいえ、以前はお客さんから「先生」と呼ばれたり、僕が税理士である前提で話をされると、「いえ、実は僕は税理士ではなくて…」という一幕がちょこちょこあったのですが、今ではその訂正をしなくて良くなった、税理士として話をしていいというのが、地味に大きなことかもしれません。

昨日まで三連休でしたが、受験生時代は、毎年この三連休を山場と考えていて、文字通り死に物狂いで勉強していました。
なので、毎年この時期になると、古傷が疼くというか(笑)、受験生時代の記憶が呼び覚まされます。