ゲロが、一般的にはスカトロの範疇に入ることを知って欝になった20代前半の秋。


卯さんというと、多少なりともどうしようもない(そして割と間違っている)知識を持っている人として、

最早このブログの読者の皆様には知れ渡っている訳ですが、このように、基本的なことというか、

例えば、ひみつ道具を持ち出したのび太は悪に走る、レベルの、誰でも導き出せて理解できるような、

非常に簡単な事柄を知らない、分からない、理解できていないという事が物凄くよくあります。


上記のように、ゲロスキーが一般的にはいわゆるスカトロジストの仲間であるという事を……知らな……、

っていうかさっ! おかしいだろっ! カテジナさん相手じゃなくても俺は突っかかるぞ!

信念を負かり通すためならば、ゴトラタンのキャノンなんか恐れるに足らん!


スカトロジーという単語には、語源から調べてみても、吐瀉(物)という意味合いはないのだよ。

ありゃ、あくまでも排泄物のみに関連している言葉なのだよ。語源がそもそも、糞って率直なラテン語だし。

そんな訳で、本来的な意味を取るならば、そりゃもうピンポイントでアレな訳だが、

排泄行為と意味を拡大した場合、尿とか汗なんかも含まれることになる訳だな。


ああそれと、スカトロジーという単語は本来、糞石学という意味などと鼻高々におっしゃっている方、

それは知識のない俺でも間違いだと思います。そっちの意味は後で添加されたはずで、最初はやっぱり、

いい意味でもダメな意味でもそういうものが好きで好きでたまらん人々の行動やなんかを指す単語なはず。



んで、ゲロは基本的に排泄行為ではありません。

嘔吐というのは、健康上の問題があるから起きる(起こる)現象であると言えます。

確かに、ヤバイモノを口に入れたときに起こる嘔吐などは、体外に有害物質を出そうとする目的のため、

排泄行為に近いものを感じますが、しかし、常的に行われるという訳でないことから判断して、

どちらかといえば、風邪や花粉症の際に鼻水が大量に出ることに近いですね。


吐き気、というか嘔吐という行為は、古い時代にはデトックス(解毒)行為の一種と考えられており、

それこそ排泄行為のように、体内の有害物質を体外に排出する方法の一つとして、

治療の一環として、別に喉に何かが詰まったとか、ヤバイものを飲み込んでしまった等の妥当な理由もなく、

単なる風邪の治療などで、何も出なくなるまでゲロを吐かされることが行われていた、

そういう歴史も確かにあったりするんですがねえ。


いやしかし、鼻水も吐瀉物も汚物には違いないからねえ。

そういう意味ではねえ、確かにスカトロの仲間に入れてしまってもいい、その気持ちは分かるんだけどね。

でも、ゲロスキーにはエメトフィリアって言う正確な用語があるのよね。


この、○○フィリアとか、○○イズムって、単語は性愛とか嗜好とか、性的倒錯を表す単語で、

スカトロジーをこのフィリア系で表すと、ウロフィリア(尿)とコプロフィリア(糞)というんだな、それぞれ。

ちなみに鼻水や汗が好きな奴は、ハイグロフィリアと言う。


更に蛇足だが、極端な処女厨を表す単語もあったりする。ディフロランテイズムと言う。

異常なほど細かく区分けされていて、眺めていると面白いもんだが、逆に言えば、

この分類の数だけ、己の性的嗜好のために取り返しの付かない道を歩んだ奴等がいた、

ということの証明でもあって、中々こう、そら恐ろしくも感じる。


まあ、そういう訳でごんして、ゲロスキーはスカトロの人たちとは違う生き物なのだ。

スライムとバブルスライムくらいの違いかもしれないが、毒があったりなかったりするのは大きな違いだ。

毒消し草とかキアリーを用意する必要が出るだろ? それは重大な問題だろ?

それを俺は分かって欲しかったのさ……。


そんなことを言うために、こんな汚いエントリを書く必要があったのかということには、

我ながら頭を抱えたくなってしまう訳だが。




もう本当に最後に蛇足だが、我々リョナラーという生き物は、

上記の○○フィリアで表すと、この辺りが当てはまる。


エメトフィリア(ゲロスキー)

ネクロフィリア(死体スキー)

アポテムノフィリア(切断スキー)

ウロフィリア(失禁スキー)

ヘマトフィリア(血液スキー)

ライへシェンドゥン(死姦スキー)

ヴァンプリズム(吸血スキー)

ダクリフィリア(涙スキー)

アクロトモフィリア(欠損スキー)

バイストフィリア(強姦スキー)

アルゴフィリア(苦痛スキー、サドの基本形)




アルゴフィリアは大体の人間が持っているとして、

大抵の奴は、それ以外にいくつかを同時に持ち合わせているわけだ。

リョナラーってマジでゴミクズですね。だがそれがいい。






密室のサクリファイスを買った。


しかしね(何がだ)、そうやって人の上っ面だけを見て、購入したものとか、発言とか、

その人が関わった何かの質や内容を判断するのは止めた方がいいとおじさん思うんだ。


例えば、政治家は証人喚問にかけられた時、"記憶にございません"なんて、

始めて覚えた単語を訳も分からず言い散らかす赤ん坊のように多用するけれど、

この期に及んでなんて見苦しい奴だ、なんて思っちゃいけないと思うんだ。


もしかしたら本当に、交通事故の影響で馬と脳味噌を交換するはめになってしまって、

記憶にないということも考えられるじゃあないか。うわーっ、古い! このネタ分かる人結構年アルね。


とにかく何が言いたいかというと、密室とかサクリファイスという単語と、俺という人間とを化学反応させて、

なんだまたリョナゲーか、とか、なんだまたたっちーか、とか、なんだまた氏賀Y(以下略

とか考えたあなたは一歩前に出なさい、残虐ファイトに晒してやる、ってことですよ奥様。


さて、密室のサクリファイス、サクリファイスと言うとどうも、自ら鎖に絡まった上で水に溺れて悶えるという、

どっかのアンドロメダの聖闘士がこなした変態的修行が思い浮かんでしまう人もいるかと思われますが、

まー別にそういった、腐の方々大歓喜な内容のゲームではありません。


つーか、登場人物の9割は女の子なので、むしろ腐男子というか百合スキーに人気が出そうな気がします。

まあ、百合とか薔薇とか以前に、どうにもこうにも売り上げがあまり芳しくなかったみたいなんですけどね。

ついでに、ファミ痛のレビューでも割と酷評だったようで。5565、とかだったかな。


確かにこのゲーム、好き嫌いが分かれるでしょう。

テキストを読ませるアドベンチャーゲームに、探索ゲームの要素を組み合わせた作品、と言った感じ。


アドベンチャーゲーム、というのは、分かる人には痕とか沙耶の唄のようなストーリー重視のギャルゲー、

そういう方面に疎い人には、一時期流行した、弟切草や、かまいたちの夜といったサウンドノベル、

そう言った辺りを想像していただけると宜しいかと。


探索ゲームって何か、と言われますと、ポートピア連続殺人事件や、オホーツクに消ゆといった、

ファミコン初期に多数存在した、いわゆる捜査ゲームを思い浮かべていただければ。

システム的には、さんまの名探偵が一番近いかな? かにかにどこかに、を飛躍させた感じ。


どちらもプレイする人を選ぶゲームジャンルだと思います。両方に共通しているのは、

人によっては、ゲーム性が薄いだとか、時間がかかりそうだから、という理由で敬遠される可能性。

その二つのジャンルが重なり、しかも萌えキャラがわんさかってことで、うーん、

本当に触手が伸ばしにくい作品かもしれんなあ。


しかし、ゲーム内容はなかなかガチです。

こういうジャンルのゲームは、おおむねある一つの決まりごとを搭載しておりまして、

このゲームに関しても、その決まりごとはもちろん見受けられたんですよね、

総当りでコマンド選んだりしらみつぶしに調べれば、時間はかかるがいつかはクリアできる、というものです。


そんな訳で、できるだけ自力でクリアした方が絶対楽しめるし、

攻略に頼らなかったという優越感に浸れる可能性もあるんですが、

が、このゲームに関しては、攻略サイトを見るのは別に恥でもなんでもないと思うなあ。


分かる人には分かる説明すると、頭がイターイで有名なドーソン君が活躍する、

ダークシードっつー伝説のクソゲーがあるよね、アドベンチャーゲームなのに、

解き方が説明書に全て載っているという誰にもできない伝説をやった。


アレを説明書無しで解く位難しいかもしれない。

いや、別にゲームオーバーになると可愛いおにゃの子が口から苦しそうに奇形生物を吐き出すとか、

そういう展開は待ち受けてないから、随分気軽にプレイできるけどさ。そういうゲームだったら良かったのに。


もっと端的に言うと、たけしの挑戦状に僅か後塵を拝するくらいの難しさ。


だけど、ストーリーはなかなか良くできてるし、エンディングも数種類。

ベストエンドまで何度か欝になることもあるけれど、この難易度の高さでも、

解かせようとする力はきちんとあると思うかな。音楽なんかも割と耳に残るし、キャラも可愛い。

クロエ姉さん(CVゆかな)は是非解剖したい。


総合的にはよくできたゲームだと思うねえ。


強いて言えば、テキスト送りができねえことが不満だったかなあ。

アドベンチャーゲームのお約束、ベストが見たければ何度か同じとこプレーしろよ、な、

をやるんだったら、自動でスパスパテキスト送れる機能は欲しかったかな。



個人的にこのゲームで一番評価したいのは、作っている人の心意気みたいなものが感じ取れた事かな。


解けるものなら解いて見やがれ、っていうユーザーへの挑戦的な意志ってのが見えた。

そりゃ商売だから、売れて欲しいだろうし、作り手としては、良い評価を受けたいという気持ちもあるだろうけど、

それ以上に、"ワシらは面白いものを作りたいと思ってこのゲームを作ったんじゃ、評価してみろ!"という、

広島の本格極道の皆様的な熱い魂が溢れ出ていたんだよなー。


ユーザーに対して媚売っていたのは、ミキちゃんがはいてなかったりする部分くらいだったからなー、

しかもCG鑑賞モードが搭載されていないので、あとでそのCGをじっくり見ることもできないという、

この硬派っぷりはなんだ。その萌えキャラ達がどんどん死ぬというのも凄いが。

まあ、近年なかなか見られないこだわりのあるゲームだと思いました。


さんざん語ってきたとおり、お勧めはしませんけどね。

アドベンチャーと探索ゲー、両方とも好きだという奇特な方なら絶対脳汁がでまくりますが。



いや、しかし、本当に、クロエ姉さん(16歳だけど)解剖してえな……。

あ、解剖したいっていうのは俺の中では最大級の賛辞ですよ! すげえ萌えるってことね!

何を言っているんだ、俺は。

るろうに剣心で一番好きなキャラクターは般若と外印でした。


いや別に、外印の名前とか行動のモデルがエドガー・ゲインだからとかそういう理由ではなくて。

そう、仮面とかマスクとか好きです。顔を隠すという行動に異様な魅力を感じます。

ヘルシングの大尉の初登場時みたいに、口元がオーバーコートで隠れている、程度でもビンビン来る。


こういうマスク、仮面、鎧兜で顔面を隠している系統のキャラクターと言えば、

その中身を美形にするか、醜悪にするか、ということに様々な意見が存在するようで。


まあ大尉みたいに、最初から内実共に美形過ぎて濡れそうなキャラクターはともかく、

るろうに~の作者である和月先生は、般若及び外印の中身を、それぞれ醜悪な容姿と爺さんに設定し、

それは、顔を隠すのは隠すべき理由(大きな傷等)があるから、という考えからのことだったのですが、

読者(恐らく腐女子の方)はそうは思わなかったようで、中身がブサメンやジジイとは何事か、

という苦情のお手紙が殺到、絶対納得はしていないまでも、学習をした和月氏は、後のヒット作、

武装錬金に登場したガスマスクキャラの中身を、対人恐怖症気味の幼女に設定すると言う、

英断と言うか暴挙と言うか……を成し遂げたという話がありましてな。



俺は仮面の中身がどうであろうと別に構わんのですが、ただ、仮面で隠すからには何かがある、

という理由付けは非常に大事だと思うのは確かでありましてな。


和月先生、単に安易なギャップ萌えを狙ってガスマスクキャラの中身を幼女にした訳ではなく、

そのマスクが特殊能力の発動に必要である事、そして対人恐怖症気味故にマスクを好む事、

という設定付けがなされているため、凄く好感が持てます。

まあ、キャラ的には誘拐したくなる萌えキャラであることに異論はないが。


そういう意味では、ベルセルクに登場した異端者拷問集団の彼らも好きですね。

彼らがマスクをつけているのは、拷問官の正式なスタイルであるという以上に、

それが理由で虐げられてきた醜い容姿、日の光に当たると焼け焦げてしまう脆弱な肌、

という理由がありましたしな。


そんな訳で、般若の中身がブサメンで苦情を送った、とかは信じられねーな。

ブサメンなのも、仮面を付けているのも、しっかりと理由があったというのに。

外印には、特別そういった理由がなかったのが残念だが。



現実には、仮面舞踏会とかそういった催しではなく、日ごろから仮面や鎧兜などで顔を隠している人間とは、

やはり、その顔を見せてはいけない、主に後ろめたい理由を含んでいたとか、

もしくは戦時中で、頭部を保護するためにつけざるを得なかったなど、

誰にでも明確に、そして容易に理解できるようなワケを持っていた場合がほとんどです。


仮面=美形となるような材料は中々ないんだよなあ。どっから沸いたんだ、この価値観。


唯一の実例として、美貌を隠すために仮面をつけていた、蘭陵王の名前がありますが、

この蘭陵王こと高長恭は、確かに美形であった事は間違いないらしいのですが、

その美貌が部下の兵士達の指揮を削ぐことを仮面で防いでいたというのは、後世の創作らしいんですな。


つーか、この時代の兵士はどいつもこいつも兜に鉄仮面という出で立ちだったので、

別に高長恭だけが特別に仮面を付けていたという訳ではないんだそうだ。


ただ、これが、仮面=美形の元祖かと言うと、そうでもないっぽいんだよなあ。

結構、最近になって出てきた価値観じゃないかな、いやソースがないから推測だけど。


あ、いや、仮面の下が美形だった、というと世阿弥とかも存在するか。

そのあまりの美形と技の冴えのために、足利義満を骨抜きにしたって位だからね。

この辺りにヒントを得た誰かが、20年位前に生んだ創作が元祖ってところじゃないかな……真相は。

しかも、多分少女漫画だと思うなー。


だって少年漫画で仮面つったら、ジャギ様とかそういうのだった訳だし。

修羅も別に美形でもなんでもなかったし、ネプチューマンとビッグ・ザ・武道もアレだし……。


と思っていたら、どうやら有力な情報ゲット。

プリンス・シャーキンらしいな、仮面=美形の元祖。勇者ライディーンに登場する、最初の敵役な。

そして、我等がロリコン大佐のシャア・アズナブル大先生もこの価値観の流布に一役買ったそうな。


ライディーンは確かに、ヒロインのマリちゃんがやたらと脱いだりするという、

小学生のお供的な要素も含まれていた一方で、すげえ女性(腐)に人気があったことでも有名なんだよな。

いやー、納得行った。この価値観は腐女子さんが発祥だったんだね、やっぱり。

るろうに剣心も、そういった方面に人気あった漫画であるからな……。



でもさ、シャーキンは一応設定では美形ってことになってるんだけどね、実際はそうでもないのよ。

いやまあ、詳しくは砂場金吾でググってもらえば分かるんだけど、

擬人化ジャイアントロボみたいなこいつから、仮面=美形、の価値観を組み立てた腐の人々には、

正直、敬意を評せざるを得ないと思うわぁ。