わが家の小学3年生の息子。
実はこの度、ついに近所の野球クラブに正式入部いたしました!
パンパカパーン!
ここに至るまで、母の白髪が3割ほど増量するレベルの、長〜いドラマがあったのです……



第一章:自由すぎる「年長」の乱
すべての始まりは、あのWBC。
当時、息子は年長。
テレビの前で大興奮した息子は、「ぼくも野球やる!」と一丁前に開眼


さっそく近所の強豪チームへ体験に行きました。
本人の希望は「1番強いチームがいい!」
志だけはメジャーリーガー並みです。
が。
当時の息子にとって「4時間の練習」は、精神と時の部屋ばりに長すぎました


気がつくと、グラウンドの遥か彼方へフェードアウト(徘徊)


そこらに落ちているボールを拾っては、空に向かって大遠投(ノーコン)


「触っちゃダメ」なロープを、伝統工芸の職人ばりに何度も触る
みんながシャキッと立ってコーチの話を聞く中、1人だけ大物感漂う座ってダラダラ


とりあえずバットを気が済むまで振り回す


もうね、危険地帯のオンパレードです


上級生がコーチから「お前たちがちゃんと見てないからだ!」と理不尽に怒られる姿を見て、母の胃のライフはゼロに。申し訳なさすぎて、そっとフェードアウトしました……


その後、学校からも「ちょっとテスト受けてみましょうか」と言われ、息子の心と行動の「デコボコ」が発覚


学校でもルール破りの常連だったため、我が家では
『これが直るまで野球は禁止令』
が発動されたのでした。
第二章:あれから1年半、運命のテスト
それから1年半。
ぶっちゃけ、学校でのやんちゃっぷりは「現状維持!」という感じなのですが(笑)、
息子の野球へのパッションだけは全く消えていませんでした


週末のたびに
「お父さん、今日(明日)はキャッチボールできる?」
と聞くことしばしば。
もちろん、公園に行っても5分で友達と遊びに行ってしまうこともしばしば



そこで今回、クラスメイトもいる地元のチームの体験会(2時間コース)に思い切って参戦!
母にとっては、これは単なる体験ではありません


「我が子が社会で生きていけるかテスト」です。
出発前、息子を前に、水戸黄門の格言ばりに大事な約束を叩き込みました。
「いいか、コーチの話は聞く。ボールで遊ばない。バットは振り回さない。座らない。分かったな!?」
息子の顔は真剣そのもの。
いざ、出陣。
第三章:え、誰この真面目な子…?
結果から言いましょう。
……めちゃくちゃちゃんと出来てる!!!(全米が泣いた)
1年半前、グラウンドをフリーダムに彷徨っていたあの男が、
なんと、ちゃんとコーチの言葉に耳を傾けている。
単独行動もしない。
列の順番もちゃんと待てている。
ボールもバットも、指示があるまでおもちゃにしていない。
「え、誰? ほんとにうちの子…? 中の人、別の人?」と、母はグラウンドの端っこで激しく動揺


2度見、3度見、いや10度見くらいしました


体験会が楽しさ重視のメニューだったというのもありますが、1年半前からの成長っぷりが凄まじすぎて、母の目頭は熱熱です


結論:背番号、いただきます!
あの自由人が、集団行動のルールを守って野球をやっている。
それだけで、もう我が家のWBCは優勝です


ということで、満を持して正式に入部届を提出してきました


これからドロドロのユニフォームを洗う日々が始まるのかと思うと、別の意味で震えますが(笑)、
息子の「野球がやりたい!」という一途な情熱の勝利ですね。
とりあえず直近の目標は、「練習中に飽きて砂でお城を作らないこと」
一歩ずつ、がんばれ新米野球少年!
