フランスといえば、マカロン。


マカロンといえば、元祖 ラデュレ(Ladurée)!


今回の旅で始めて知ったけど(笑)


ミーハーな私は、もちろんここを今回の旅の目的地の一つに設定していました。


​お店に到着すると、目の前には大きなテラス席があるにもかかわらず、大行列びっくりびっくりびっくり

「これは待つなぁ…」と思いきや、お持ち帰り(テイクアウト)の列は意外とサクサク進む!
これならすぐに買えそう、と意気揚々と店内へ。

​一歩足を踏み入れると、そこはもうおとぎ話の世界ラブラブラブ

オシャレでキレイな内装に、宝石のようにキラキラした色とりどりのスイーツたち爆笑爆笑爆笑

マカロン目当てで来たはずなのに、他のケーキにも激しく目移りしてしまいます。

​しかし、ここは初志貫徹プンプンプンプンプンプン

「1人1つずつ、絶対に食べたいマカロンを選ぶべし!」 

という我が家の厳正なるルールのもと、品定めが始まりました。

究極の選択と、それぞれの欲望

​ショーケースを眺めていると、私の目に飛び込んできたのは
「マリー・アントワネット」という、
なんとも響きがオシャレすぎるタイトルのマカロン。

​マリー・アントワネットといえば、ヴェルサイユ宮殿、ドレス、ピンク、薔薇……そんな王道かわいい世界観を想像しますよね?

​ですが、目の前に現れたのは、まさかの「青に黒のまだら模様」

​「え……?マリー・アントワネットってそんなダークでアヴァンギャルドなイメージだったっけ……?」えーえーえー

​思わずショーケースの前で二度見。

王妃の華麗なる生涯の、どのへんを切り取ったらこの色になるのか、ラデュレのセンスが謎すぎて逆に目が離せなくなりますチューチューチュー

​「見て!これ、なんかすごいよ!」と娘に教えると、

娘「え〜、それも気になるけど……私、普通のコーヒー味が気になる」

​……守りに入ったな、娘ニヤリニヤリニヤリ

​誰も冒険しようとしないので、ここは私が人柱(マリー・アントワネット)をチョイス。

ちなみに他のメンバーの選択は、

息子がアーモンド(手堅い)、
夫がベリー系(女子力高め)という、

実に見事な安全パイ連発です。


​よし、全員分揃った!

ラデュレの店の前で、色とりどりの(というか、1個だけ青黒い斑点のある)マカロンを並べて、パリの思い出に最高の「映え写真」を撮るぞ〜!

​…と、カメラを構えた私の目の前に広がった光景がこちら。



【悲報】写真を撮った時には、すでにかじられている。

​「早く食べたい!」という子どもたちの食欲は、母の撮影欲をあっさりと凌駕しました。

しかも、全員が欲望のままに好きな味を突き詰めた結果、茶色、濃い紫、そして私の「青×黒まだら」がランダムに並び、絶妙に不穏で映えない写真が完成。

まあ、これが我が家らしさです。

​謎の王妃、そのお味は……?

​写真を撮るやいなや、いよいよお楽しみの実食タイム。

見た目からは1ミリも味が想像できない「マリー・アントワネット」を恐る恐るかじってみると……

​「……ん? スースーする。ミントだこれ!!」

​なんと、オシャレ王妃の正体は、まさかの爽快ミント味。

甘〜いマカロンを想像していた口の中へ、パリの爽やかな風(物理)が吹き抜けました。

でもそこはさすがラデュレ、外はサクッ、中はしっとりで、意外な組み合わせなのに上品でめちゃくちゃ美味しい!

​ちなみに、娘のコーヒーも、息子のアーモンドも、夫のベリーも、それぞれ直球で大満足のお味だった様子。

私のマカロンだけが、見た目も味も完全に迷宮入りしていましたが、これぞ本場のエンターテインメント。並んだ甲斐がありました。

シャンゼリゼ通りの洗礼(水1本600円の衝撃)

マカロンを堪能したあとは、最高の五月晴れのなかをシャンゼリゼ通りのお散歩。

天気が良いのは最高なのですが、マカロンの甘みのせいか、とにかく喉が渇く!

限界を迎えたので、シャンゼリゼ通りにある売店へ駆け込み、お水を1本(500ml)購入することに。

お値段、なんと3.5ユーロ(約600円)。

​「高っっっ!!!水1本で日本のランチ代じゃん…」

​と思いつつも、背に腹は変えられぬとレジへ。

すると店員さんから衝撃の一言。

「5ユーロ以下は現金のみね」

​マジですか、パリ。

キャッシュレス化が進んでるという情報だったけど。

こんな観光地の一等地でカードが使えない罠。

しかも、スーパーに行けばもっと安く買えるのは分かっているだけに、ここで2本目を買うのはどうしても財布が渋る……。

そんな絶望のフチで私を救ってくれたのは、日本を発つ前に「子どもたちに現金での買い物を経験させてあげて」と母が持たせてくれたユーロの現金でした。

​お母さん、ありがとう。
母の目的とは違う使い方だけど。

パリの物価とシステムに白目を剥きかけましたが、母の愛(リアルマネー)のおかげで、我が家は無事に水分補給ができました。

​結論

パリの思い出は、甘くて、ちょっと酸っぱくて、水が高い。