~ココロとカラダをリラックス~ 旅するように暮らす、PBMトレーナー日記 -26ページ目

~ココロとカラダをリラックス~ 旅するように暮らす、PBMトレーナー日記

存在するだけで究極の安心感を手渡す
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首都圏・四国を中心にお伝えしています。

リンク ライ、深夜の救急病院で緊急手術⑥  の続きです。

 

退院したばかりのライは、とにかくひたすら寝ていました。

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眠っている間にカラダが決死の修復作業をしているのは

頭ではよくわかっていました。

切ったばかりの胃に、食べるもの入れて動かしたくなんかないよね・・・

 

 

 

でも、でもね。

水も飲まないんです

 

 

 

これには精神的にまいりました。

 

 

9年前、義父を木頭の義実家で看取った時のことが

それはもうリアルによみがえってくるのですよ…

 

リンク 建吉さんを送った冬のこと①

 

 

動物って、少しずつ食べられなくなって、

その後に飲めなくなって、枯れていく。

それが自然の、あるべき姿。

 

その道を、今まさにライは辿っているんじゃないか。

 




でも1日くらい眠りこけて飲まず食わずで過ごした、なんて

わたしにだって経験はある。

 

でもライは大手術したばかりのシニア犬、

わたしの常識と知識と経験では判断できない。

 

 

眠っているライに、自分は何もできず、

回復を祈るだけの時間は本当につらかった。

 

大好きな牛乳にも関心を示さないライに泣けました。

 

 

 

午後の診療時間が始まるのを待って、

朝退院後に立ち寄ったばかりのかかりつけ病院に相談、

先生方が診察中とのことで、折り返し電話をいただくことになりました。

 

状況を声に出して説明するだけでも、気持ちは少し落ち着くものです。

うちにひとりでいた間、ずっとぐるぐるしていたのが少し和らぎました。

 

 

 

そうだよね、わたしが心配してると、ライはゆっくり休めない。

 

わかっているけど、やっぱり何も食べないのは心配なんだよ・・・

 

何か食欲の出るもの、ないかな・・・

 

 

 

 

思い当たったのは、イノシシのスープでした。

 

 

胃に収まりきらない大きな骨を丸ごと飲み込んだほど、

生命力あふれる野生のイノシシ。

その骨でとったスープストックなら、

ライの生命力のスイッチも入るんじゃないだろうか。

 

圧力鍋で1時間、指で骨がつぶせるほど煮込んだボーンブロスを

小さじ1杯、手のひらに載せてライの鼻先に持って行きました。

 

ライちゃん、イノシシのスープだよ

おいしいよ? ちょっとだけなめてみて?

 

・・・・・・

 

 

頭を持ち上げるのもしんどそうでしたが、

ずっと眠っていて喉が渇いたころだったのか、

何度もおかわりしてレンゲで2杯分、飲みました。

 

よかった・・・・

涙がポタポタ入って、ちょっとしょっぱかったかな。

 

 

少し時間を開けて、回復食の缶詰を手のひらからあげてみたら

食べた・・・ラブラブ

 

よかった。

イノシシがスイッチを押してくれたかな。

 

 

食べたら食べたで今度は吐きもどしが心配・・・

看病って体力的にも精神的にも、大変ですね。

 

様子を見守っていたら電話が鳴りました。

 

折り返してくださったのは院長先生で、ちょうど深夜救急の宿直日で

執刀医の先生から直接状況を聞いてきました、とのことでした。

なんとありがたい。

 

入院中はずっと点滴をしていたから、

しばらくは何も飲まなくても大丈夫でしょう

(むしろ飲んで吐きもどす方が、傷がうまく縫合されていない

ということだから心配 → ですよね、いままさにそこ)

 

術後丸3日経過すればだいぶ回復してくる見込みなので、

今晩は受診せずに様子を見ても大丈夫でしょう

深夜の手術だったので、明日午後がちょうど丸3日、

それまでに改善が見られないようなら受診してください

 

とのことでした。

 

 

 

 

退院する時にLEDで光合成できそうな執刀医の爽やか先生に

言われたことを思い出しました。

 

ワンちゃんは2歳程度の学習能力はありますが、

骨と手術の因果関係は理解できません。

だから、今後もまた同じ骨を飲み込む危険性はありますし

骨を飲んだことも覚えていませんので注意が必要です。

 

 

ほんとうに、イノシシで怖い思いしたことって、覚えてないんだ!びっくり

トラウマでもうイノシシは食べられない、とかって、あり得ないんだね!

 

そのおかげで、回復への糸口がつかめたのはありがたかったけど

こりゃ懲りずにまたやるなあせる と気持ちを改めたことも確かです。

 

 

続く。