原田老人の憎しみから生まれた怪獣海坊主は
マグマ大使によって老人の憎しみと同時に
消された
しかし地球侵略を諦めないゴアは再び
原田老人に接近
交通事故で死んだ孫の太郎を利用して
原田老人にかに座からの超電磁波を呼び込み
怪獣カニックス幼体を巨大怪獣にしようと企む
原田老人はついにゴアの口車に乗り
超電磁波を呼び寄せてしまう

「原田さんはまたゴアに目を付けられた
という事ですか?」
「ええ・・・・おそらく」
早く救急車をっ
」

「やつの進撃を阻止するため、新宿地下広場に
にやつを足止めするのだ」

地上部隊が三方向から総攻撃を加え
新宿地下広場に追い込む作戦だ

「よしっ、やつに全ての火器を集中させろ
戦車部隊攻撃開始っ
」

「本部長っ、カニックスが発する超電磁波の
中心が、突然新宿から四谷方面に
移動しましたっ
」

「ムラカミ君っ、あの怪獣は新宿から
四谷に瞬間移動したらしいぞ
」

「やつは海坊主と同じく老人の思念によって
生まれた実態があってない存在なんですよ」
「それじゃあ幽霊相手に戦ってるような
もんじゃないか
」

『カニックスは、私ひとりの力ではなく
原田五助の怨念が生み出した怪獣だ』
「ゴ・・・ゴアの声」

『お前たちにやつは殺せん
今度こそお前たちは地獄に落ちるのだ
』

渋谷に横浜、カニックスは神出鬼没に
出現しては破壊を繰り返した

『カニックスはおそらく海坊主と同じ
瞬間移動能力があるのだ』

『そうだ、だからやつの超電磁波を感知して
私たちの超音速で先回りするのだ』

ゴアが開発した、かに座の超電磁波無力化
光線と同じ原理の光線をガムにも搭載![]()

「ガムっ、こいつを殺すわけにはいかない
とりあえずこいつの動きを止める
お前は、モルとの連絡係をやってくれ」

カニックスがマグマに痛めつけられると
同時に、原田老人も苦しみだす

「そうか、今マグマ大使はカニックスの
首を絞めてるんですね」
「ええ・・・・」

「仕方ない・・・原田老人を殺す
わけにはいかないからな。。。
」

「おい、カニックスへの超電磁波の補充は
いつでもできるのか?」
「はい、原田老人が生きてる限りは
それを中継して無限に補充可能です
」

「マグマっ、カニックスのエネルギーは無限だ![]()
やつを殺せば、あのジジイも死ぬ
さあ、どうするマグマ?」

「ゴアっ、そんな卑怯な手で
私を怯ませようとしても無駄だっ![]()
」





























































