阪急との日本シリーズ
長嶋巨人は、いきなり3連敗
しかし四戦目でリリーフに出て来た飛雄馬の荒れ球が
この流れを変えた
飛雄馬のノーコンに阪急打線が尻込みし
逆に巨人が3連勝
だが阪急上田監督も引き下がってはおらず
ピッチャー返しのノックアウト打法で
飛雄馬に襲い掛かる
ウィリアムスのライナーを左肩に受けて
マウンド上に倒れこむ飛雄馬
「へ・・・平気です
当たったのは左肩なんで、問題ありません」
「阪急のやつらもエグい事しますな・・・・
今のピッチャ返し、わざとですよ」
「仕方ないですね、こっちも星のノーコンで散々
脅してきたんですから」
「むしろまだ守備の未熟な星の弱点を攻める
上田野球がぐれいとなんですよ、いわゆるひとつの」
「ん~、星っ
ここで代わるか?」
「いえ、投球に差し支えないんでまだ行けます
それにやられっぱなしで終わるの嫌です」
「しかし向こうはまたピッチャー返ししてくるぞ
頭にでも当たったら大変な事に・・・・」
「・・・・・・・・・」
「星っ、今回は我々の負けです・・・ええ
ここはスイッチしましょう」
「おおっ、星は続投ですよ」
「あり得ませんっ、長嶋監督はどうかしてますよ」
登場したのはリアルあぶさん高井
通算代打ホームラン27本は、今も日本記録どころか
世界記録である
「しかし何かの秘策があって飛雄馬を続投
させとるのは確かじゃ」
2球目も頭の上を超える荒れ球
実際の高井は歩かせられてたが・・・
『こら立っとるだけでも塁に出れるで・・・
しかし、そろそろノーワインドアップで来るはずや』
飛雄馬、ここでノーワインドアップのため
セットポジションに変更
「星っ、スクリュースピンで打球を叩き落とし
奇跡のトリプルプレー達成ですっ」
『アホちゃうんか・・・・・なんでウィリアムスのやつ
二塁へ戻るんや
マルカーノもホームに突っ込む必要ないやんけ
この試合、日本一になったとしてもわしらの負けや、、
こんな野球しとったら。。。。』
試合は結局4-2
史実通りのスコアで阪急が日本シリーズ連覇を決めた
『くそっ、俺の右腕がもう少しマトモだったら・・・・
来季こそはノーコンをなんとかしないと、、、』