バロムとは正義と友情のエネルギーを表わし
ドルゲとは地球の平和を乱す悪を言う
超人バロム1はバロムクロスで変身するのだ!
深夜のビルの屋上で柵を乗り越え
飛び降りようとしている男がひとり・・・
「ルロロロロロロロロ、さあ思い切って
飛び降りるのだ!
その勇気があってこそドルゲマンの資格が
与えられるのだ」
しかし男は突然正気に戻る
「できるかーそんなもんっ
だいたいドルゲマンってなんやねんっ」
ないなら死ね」
男は理不尽にビルから突き落とされてしまう、、、、
こんな事件がもう10件も発生しており
木戸刑事と白鳥デスクも動き出す
「どいつもこいつも情けないやつばっかりだな・・・
もっと勇気のあるやつはいないのか」
ボヤくミスタードルゲ
この面接試験になんと松オジもやってくるが
募集人数一杯という理由で断られてしまう
「ふざけんなーコノ~
ここまで来る電車賃返せよぅ、、、、」
文句を言いながら会場を去る松オジ
何故かこのビルの屋上にやって来た
「くそー、また面接失敗かよ、、、、
せっかくスーツまで新調したのによぉ」
するとその目の前でビルから飛び降りようとするやつが
こいつ松オジの前に並んでたやつだ
慌てて止めようとする松オジ
「やっ・・・やめろぉ~面接落ちたくらいでっ
俺なんかもう100回は落ちてるんだぞっ」
連れて来られたのは地中のドルゲの世界
「ルロロロロロロロロよくやった!
お前は合格だ!!」
「いや、だからネ、さっきまでここで並んでたやつが
屋上から飛び降りたんだってば!」
ミスタードルゲの召使に知らせる松オジ
車椅子に乗ってたのに何事もなく立ち上がる
「あ・・・あれっ、アンタ歩けるの?」
「お引き取りいただこう」
よく見ると車椅子押してるやつは今
飛び降りたやつだ
「ア・・・アンタなんで生きてるんだっ」
釈然としないまま会場を出る松オジ
「なんか全然意味わかんねーや・・・」
そこに猛と姉の紀子がやってくる
「松五郎おじさん、面接どうだった?」
「それどころじゃないんだよ・・・・・実はな」
今までの事を猛に説明する松オジ
「あっ、あのおじさん見た事あるぞ」
「それより車椅子押してたやつが今俺が言った
飛び降りの男だよ・・・」
猛、紀子にすぐ健太郎を呼んできてくれと頼む
意外にあっさり引き受けてくれる紀子ねーさん
「おい猛、なんでいちいち健坊呼ぶんだ?
俺じゃ不満か」
「まあそうムクれるなって松オジ
いろいろこっちも都合あるんだよ」
しかし猛と松オジは男を見失ってしまう
「あれぇ、いなくなったぞ・・・・」
「どこに消えたんだろう?」
「ひっ!
つ・・・付けるなんてそんな・・・・俺たちはちょっと
散歩に・・・・なあ猛」
「ふっふっふっふ、コプーのエージェント
ひとりでノコノコやって来たのが運の尽きだったな」
「なっ・・・なんだとっ!?
するとやっぱりお前・・・・」
「俺様はミイラルゲだ!
ひとりのお前を殺せば、バロム1にはなれまい
ゲロロロロロロロ」
「なっ・・・何言ってるんだお前っ、頭おかしいのか」
誤魔化す猛
アントマンも出現し、取り囲まれてしまう
「たっ・・・猛っ、ここは俺に任せてお前は逃げろ」
意外に男気のある松オジ
松オジ、必死でアントマンを食い止めるが
そのまま行方不明になってしまう、、、、
猛もミイラルゲの目から放たれた蛇に
絡みつかれ動けない
「くっ・・・くそぉ健太郎のやつ何してるんだっっっ」
「け・・・・健太郎っ、早くっ・・・・
バロムクロスだっ」
「そうはさせるか、ゲロロロロロロロロロ」
健太郎もミイラルゲの蛇攻撃で動けなくなる
「猛ぃぃぃぃぃぃぃっ」
バロム1が現れた途端に全てアントマンに任せて
逃亡するミイラルゲ
「ゲロロロロロロロロロ
バカかお前!
そんなもん言うわけないだろ」