ジャイアントロボの活躍に目を付けた大国
メルカ共和国(仮名)の大統領は自分たちの国でも
ジャイアントロボを保有したいと要望
腰抜けの日本政府はこれを承諾してしまい
ついにロボのコピーカラミティが完成してしまった
だがカラミティは何故か起動せず、突如出現した
電流怪獣スパーキィに強奪されてしまった
カラミティにはロボにはない新兵器を2つ搭載
そのひとつは核兵器だった
アズマ支部長は速やかなカラミティ発見と破壊を命令する
行方不明のカラミティの捜索にジャイアントロボは
連日飛び回った
しかし行方の手掛かりさえない中の発見は困難で
時間ばかりが経過
「まだ見つからんのかっ」
アズマ支部長のイライラも限界に達していた
「こちらU7、今のところカラミティの足跡すら
発見できません、どーぞ」
『だいたい砂浜に落ちた1本の針探すようなもんだもんな
支部長もムチャクチャ言うよ、、、』
『でも命令された以上探さないわけにはいきませんよ』
「私の考えではカラミティは日本に運びこまれてるはずだ
やつらの目的はジャイアントロボを倒す事のはず
だからな」
「どういう事だ」
「おそらく何らかの理由で地磁気に乱れが発生
してるんだと思われます」
「例えば太陽風の異常とか火山の爆発とか・・・・」
「いや、違うな」
「そうだ、電流怪獣スパーキィだ
やつの発する強力な電磁波がこれを起こしてるに
違いないっ!
やつは日本にいるんだ」
「U7っ、地磁気の異常を検出したわ
現場に急行して調査せよ
場所は箱根の北部付近よ」
「おいっ、まだカラミティは動かんのかっ!?」
「はい、強力反射装置と中性子ミサイルは使えますが
どうしても本体は起動しません、、、、」
「ミスター・ゴールド、こっちに向かって
未確認飛行物体が接近しております」
「ふん、来たか」
「おいっ、1時間以内にカラミティを動くようにしろ
できなかったら貴様ら全員処刑だ」
「えっ、、、、」
「死にたくなかったら死に物狂いでやれ!
根性だっ!!」
「そ・・・・そんなぁ。。。。」
「ミスター・ゴールド様、スパーキィで迎撃しましょうか?」
「無駄だ、スパーキィごときじゃロボには歯が立たん」
「ここはカラミティに任せておけばいい」
「し・・・しかし全然動かないポンコツですぜ。。。。」
しかし大作少年はカラミティの強力反射装置の
事は知らなかった
「なんだあいつ・・・ロボの攻撃をそのまま
返してきたぞ、、、、」
「ガハハハハ小僧っ、カラミティの勝ちだ
無駄な抵抗はやめろ」
「はっはっはっは、学習能力のないやつめ
私に拳銃など効かんのだ
わすれたか」
「くっ・・・・・」
「支部長っ、防衛隊がカラミティに攻撃を開始しました」
「こ・・・攻撃だとっ、それはマズいっっ」
「ああっ、スパーキィがやられますぜ、、、、」
「えーい、カラミティはまだ動かんのかっ」
「ゲッ、ユニコーンのやつらだっ」
「えーいっ、あのクソ科学者どもめ
全員死刑だなっ」
ミスター・ゴールドを残してザコは全て全滅
「もう終わりだっ、甲冑野郎めっ」
ミスター・ゴールド、ユニコーン隊員たちから
モーレツリンチw
なんとこれがミスター・ゴールドの最期、、、、、
「みんなぁ、来てくれたんだ」
「おおっ、U7無事だったか」
指揮官を失ったスパーキィはただの飛行クラゲとなり
目の見えないロボにボコられ
スパーキィから漏れた高電圧で
カラミティの核融合原子力エンジンが暴走し
核爆発を起こす
「やったぞ、カラミティも怪物もコッパミジンコミジンコだ」
「ロボーーーーーーっ」
「よし、今回は俺たちで歌うぞ、せーの」
♪勝利の凱歌ダ~正義の旗ダ~