地球征服を企むギロチン帝王は
ソルジア国とフ連共和国という2つの核保有国家を
戦わせ、核戦争による人類滅亡を計画
それぞれの国の新鋭戦闘機と原潜を怪獣ドロゴンに
襲わせ、2国の関係悪化に成功
またこの2国を仲裁しようと立ち上がった
各国ユニコーン支部の会議も妨害するが
ユニコーン日本支部とジャイアントロボの活躍により
計画は失敗
またもBF団は煮え湯を飲まされる事に
ここは太平洋岸に立っている灯台
劇中では「大崎灯台」と呼ばれていた
この灯台の地下にはユニコーン日本支部の
暗号通信施設があった
各国ユニコーン支部からの通信は
暗号信号で送られ、それをここで解読
してるらしい
そしてこれがユニコーン最高機密の暗号解読機
今回BF団はこれを狙って行動する
「平山班長、スイス支部から緊急通信が
入ってます!」
「何?」
それはスイス支部からの最後の通信で
BF団に急襲され、暗号解読機が奪われそうになったが
これを破壊し玉砕したという暗号文だった
その時この灯台基地にも異変が起きる
ドドドドド
「なっ、なんだこの揺れはっ!?」
班長は暗号解読機を必死に処分しようとするも
その前に力尽きてしまう
その頃東京の日本支部に新しい
ユニコーン隊員が赴任してくるが
マリー花村という幼い少女だった
「マリー花村隊員はこの歳で39ヶ国語が話せるうえ
暗号解読のスペシャリストなのよ」
「ほう、それは凄いな」
「こちらユニコーン支部のアズマだ!
大崎灯台応答せよ、平山班長!平山班長!!」
「こ・・・・こちら平山っ・・・・アズマ支部長・・・
す・・スミマセン・・・・やられました・・・ガクッ」
地下の基地では隊員たちが倒れていた
「おいっ、しっかりしろ!おいっ!!」
返事がない・・・・どうやらただの屍のようだ
報告を聞いたアズマ支部長は顔を曇らせる
「拙いぞ・・・あの暗号解読機が盗まれたとなると
我々ユニコーンの情報がやつらに丸漏れになってしまう」
『南さん、暗号解読機が盗まれたらどう
なるんですか?』
『ユニコーンの重要情報は各国暗号で知らされるが
あの解読機で解読されたら世界各国の
ユニコーン秘密施設の場所がBF団にバレてしまうんだ、、、』
「この解読機さえあれば、俺様の勝利は確定だ
ガハハハハハハハ」
「うむ・・・まいったな・・・・こうなれば一か八か
新しい暗号解読機が出来たと嘘情報を流して
暗号解読機を奪い返すしかない」
「そんなのすぐバレちゃうと思います
だって暗号解読機なんて、そう簡単に作れない
もん・・・・」
「いや、相手がもしスパイダーなら希望はあるっ
あいつかなりのバカだからな」
「そうね、あのバカのおかげで私たちも
何度も助けられたもの
上手く誘い出せるかもしれないわ」
「えっ?新しい暗号解読機??
本当かよ、やりぃ~
BF団のやつらも骨折り損ってわけだ(笑)」
「そうよ、新しい暗号解読機は
W2、002の地点に到着するわ」
「あ・・・新しい暗号解読機だとっ!?
チクショー、そいつもすぐに奪い取るんだっ」
「ねえ南さん、W2、002ってなんですか?
そんな専門用語ありましたっけ??」
「シッ、そのワードは囮の隠語なんだ
アズマ支部長の切り札さ」
「よぉーし、じゃあ新しい暗号解読機
取りに行こうかなw」
「そうですね、びーえふ団も古い暗号解読機
なんか持って行ってバカですよねえ(棒)」
「あっ、いつの間にっっっ」
「早く新しい暗号解読機のとこに案内しろっ」
「おっ、支局長やつらの車ですぜ」
「ん?
なんでこっちに来るんだ・・・・」
「まあいい、じっくり拷問にかけて吐かせるのも
一興ってもんだ」
「ほう、ちょっと見ない間にジャイアントロボの
ガキも歳とったもんだな・・・・・っておいっ
お前らは俺様の部下じゃねーか」
「なんでお前らそんなカッコしてんの?
ガキとデクの棒はどうした」
「だっ・・・・ダメだっ、ピストルくらいじゃ
あいつに勝てないっっっ」
「ふははははっ、イカゲラスっ
そいつら食っちゃってもいいぞ」
「南さんっ、バックだバック・・・・
踏みつぶされちゃうよ、、、、」
「わかってるよ、U7っっっ」
「南さんっ、ジェット噴射で逃げましょう」
「そ・・・そんなもんあるかー--っ
ジャイアントロボ呼べっ」
「ゆ・・・U7っ、動くなよっっっっ
落ちちゃうだろうがっ
ジャイアントロボはまだこないのかっ」
「も・・・もうすぐ来ると思います・・・・
おいっジャイアントロボっ急ぐんだっっっ」
「あっ、あのガキジャイアントロボ呼びやがった・・・
何してるイカゲラスっ、とっとと潰しちまえっ」
イカゲラス、風を起こして車を海に落とそうとする
しかしイカ怪獣なのに触手じゃなく羽根かよ・・・