巨人の星(栄光の星編)第141話 「大リーグボール二号の危機」①-1 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

伴獲得を狙う中日一徹コーチの目論見を阻止しようと
飛雄馬は伴をしごきあげる

 

だがその間にも一徹コーチは水面下で伴獲得の画策を
開始していた

 

一徹コーチはパリ旅行中の川上監督に直接電話をかけ
花形と左門の特訓の事を話した

 

その瞬間川上監督は大リーグボール2号の死を予感
即座に伴の中日トレードを決意する

 

そんな事とは知らない飛雄馬と伴は、的場が持ち掛けた
座談会への出席を承諾した

 


と言うわけで今回は巨人の星栄光の星編
第141話「大リーグボール2号の危機」というエピソード
本来楽しいはずの座談会の場が一瞬にして地獄に変わる
ところをご覧ください笑い泣き

 


花形は雪玉を打つ特訓

 


左門は波がしらを打つ特訓

 


「うむむむむ、星よ!伴よ!
どうやらこれまでらしい、、、、、ぼけー

 


「大リーグボール2号、ついに破れたりっっっ汗
川上監督はついに伴のトレードを決意

 


しかしマスコミはまだその事を察知していなかった
ただ中日がまだ伴獲得を諦めていない事だけは察知

 


水原監督がオズマに代わる新外国人選手獲得のための
渡米を突然中止したからだ

 


ザザザザザザーーーーッガーン
ここは巨人軍の選手寮

 


水原監督渡米中止のニュースは当然
飛雄馬と伴の目にも入った

 


「水原監督は質問に対し、その話は星コーチに聞いてくれと
口を濁した・・・・」

 


「これはおそらく中日が伴獲得をまだ諦めて
いない証拠ではないか・・・・・だと」

 


「ふははははははっ、バカバカしいわいっ!
巨人軍はすでに大リーグボール2号の秘密を知るわしを
放出する気はないと宣言したはずじゃニヤリ

 


「中日が諦めようが諦めまいが、そんなもん知った事じゃ
ないわのう、星よ!」
「・・・・・・・・・真顔

 


「ホントにマスゴミってのは、なんでこうありもしない
嘘ばっかり書くんじゃろうなあえー?

 


「嘘・・・・・・そうだといいが・・・・」

 


「俺はお前みたいに能天気に笑う気にはなれん・・・・」
「ええっ!?なんで滝汗

 


「俺は星一徹の息子だぜビックリマーク
あの親父がそう簡単に前言を翻すとは思えんのだ」

 


「あの親父、俺の前ではっきり伴を獲ると言ったんだ
あんな親父だが、唯一ハッタリだけは言ったことがない
やると言えばやる親父だった汗

 


「オズマなき後、星コーチにとっては伴獲得が全て!
俺と伴の仲を引き裂いてまで獲るとはっきり断言したんだぞアセアセ

 


『このトレードは一筋縄ではいくまい・・・・・
じゃがわしは必ず伴を獲ってみせるぞ!』

 


『だいたい君たち2人は、大リーグボール2号打倒を
真剣に考えず、いつまでこのバカと仲良くチイチイパッパを
続けるつもりだ?
もはや闘争心すら尻尾をまいたか』

 


『そげんこつはなかとですっ!
少なくともわしは大リーグボール2号打倒に命ば
かけとりますたいっ!!』

 


『僕も同じだ!
シーズン開幕までには、必ず大リーグボール2号の
秘密を暴き、打ち崩してやるっ
!

 


『ふふっ、そうでなくてはいかんニヤリ

 


『つまりわしも含めて、君たちが大リーグボール2号の秘密さえ
暴けば、巨人軍も伴を囲う必要はなくなるわけだ
そうなれば、伴は必ずわしの手中に落ちるっ
節分

 


「あの時の父ちゃんの目は本気だった・・・・・あせる

 


「つまりこの新聞に書いてある事も、あながち出鱈目
とは言い切れん気がするぼけー

 


「なんだか嫌な予感がするんだ、、、、、叫び

 


「おいおい、バカな事を言うなビックリマーク
だいいち花形も左門もまだ消える魔球にかすりもしとらん
そんな新聞の記事も嘘に決まっておるわいむかっ

 


「水原監督がアメリカ行きを取りやめたのは、きっと
持病の神経痛でも再発したんじゃろ!
全てマスゴミの憶測じゃウシシ

 


「しかし伴よ、明日の座談会
あの花形と左門が簡単に出席を承諾したんだぞ!
妙だとは思わんのか」

 


「消える魔球に敗れたままの気分で、おちゃらけた
座談会に出席するようなやつらじゃないっ!
普通なら完全拒否のはずなのに、何故か余裕があるように
さえ感じるっ滝汗

 


「じゃあ何か!?
やつらすでに大リーグボール2号の秘密を暴いちょると
言うのかっっっ!」
「・・・・それはわからん、しかしっっっアセアセ

 


「星ぃ、お前の心配性も度が過ぎちょるわ!
残り20%の秘密は、やつらが24時間バットを振りまくっても
絶対に解けんっ!!
わしはそう思う」

 


「そ・・・・そうだろうか・・・・汗

 


「星よ、お前わしのトレード話が出てから少し
ナーバスになりすぎとりはせんか?」

 


「花形や左門もプロ入りしてから大人になったんじゃろ
プロ野球選手は人気商売、塩対応ではファンに
見捨てられるからのうニヤニヤ

 


「伴っ!
今すぐユニフォームに

着替えろ!!
これから練習するぞっ
メラメラ

 


「えっ・・・・・ええーーーーーーっ
こんな土砂降りの雨の中でか・・・・ガーン

 


「土砂降りだろうがギガ降りだろうが関係ないっ
すぐに練習だっ!!

 


キィィィィーーーーーーーーーン飛行機
これは川上監督が帰国のために乗っている飛行機

 


「・・・・・・・・・・・ぼけー

 


「あーた、あたくし空港に着いたらすぐに
家に帰った方がいいザマスか?」

 


「ああ、そうしてくれ
どーせ着いたらマスコミ連中に囲まれるからな」

 


「なんだとーっ、川上監督が急遽帰国だとーーーーっ!?」

 


「予定より随分早いがどういう事だっ・・・・・・
何ぃわからんだとーーーーーっムキーッ
お前何のためにパリくんだりまで行っとるんだっムカムカ

 


「チッ、バカがっ!!
チン電話ハッ

 


「おいっ、誰か川上監督の乗った飛行機の時間を調べろ
それと中日球団の動きを探れっっ!

 


そしてここは名古屋の一徹コーチが拠点にしている宿舎

 


「川上監督が帰国ですと?」

 


「ああ、それに中尾二軍監督から5勝以上が確実な投手を
用意してくれと打診があったよ」

 


「ふっふっふっふ、狙い通りだニヤ

 


「いやぁ星君、今度ばかりは君の手腕に脱帽だよ
一体どんな手を使ったんだい?」

 


「そんな事よりすぐに東京行の切符を手配してくださらんか」

 


「えっ、君が直々に川上監督と交渉するだって!?」

 


「はい、そのつもりです
では切符の方、よろしく頼みますぞ」

 


「ふふふふ、飛雄馬め

覚悟しておけ
伴はわしが貰う炎


巨人の星(栄光の星編)第141話 「大リーグボール二号の危機」①-2
につづく