巨人の星(不死鳥編)第131話 「消える魔球の推理」②-2 | 野球侍SAKIのブログ

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大リーグボール2号、消える魔球により
7連勝を飾った飛雄馬

 

しかし失踪した姉明子が気がかりな飛雄馬は父一徹の
元を訪れる

 

だが一徹はそんな事には無関心で、飛雄馬に「甘い」と
言い放ち、花形が大リーグボール2号の秘密を掴んだという
新聞記事を見せる

 

失意のまま飛雄馬は優勝のかかった阪神戦のため
甲子園へ

 

そこで飛雄馬は花形に野球と青春の両立を要求するが
花形は拒否

 

飛雄馬の前で大リーグボール2号は魔送球だと暴露した

 


「大リーグボール2号は、

魔送球をアレンジした
改良魔送球だっっっっ
!!

 


「ぬぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっガーン
ついにぬかしよったぁぁぁぁぁぁぁぁぁガーン
ショックを隠せない伴

 


「ううっ・・・・・やはり・・・・汗

 


『ふふっ、僕の

完全勝利っ合格合格花火お祝い
ドヤ顔花形キラキラニヤリキラキラ

 


「幻の三塁手、星一徹が編み出した野手の魔球魔送球
君はそれを縦変化に応用したのだ」

 


「水面スレスレに石を投げるとどうなるか・・・・」

 


「石の起こす風圧で水面が波立つのと同様の原理だ・・・」

 


「魔送球の変化によって砂煙によってボールを隠す」

 


「その砂粒は保護色となり、上から見る打者の目には
あたかも消えたように見えるのだ」

 


「その証拠に土のないホームベース上に来ると
ボールは突然姿を現す」

 


「ふははははははは、

ふははははははははニヤ

 


「勝った、

ふははははははははゲラゲラ
僕の勝ちだぁーーーーーー
!!

はははははははチョキ拍手

 


「・・・・・・・・・びっくり汗

 


「しかしこれだけの魔球を作った発想は見事だ!
これは君を素直に褒めてやろうニヤリ

 


「ただし、君にとって不幸だったのは僕という
超天才をライバルに持ったことだ
ニヒヒ
ここまで暴いてしまえば、もはや消える魔球は
死んだも同然だからな
拍手

 


「・・・・・・・・それから?」

 


「それから?
それからもこれからも、それが全てだよっ!
どう打つかまではこっちの企業秘密だから
開かすわけにはいかん真顔

 


「・・・・・・!」

 


「これでわかっただろう?
野球と青春とか野球と恋愛とかの両立なんて甘い事を
考えてるから、足元に火が付いた事にも気付いてない
少しは反省したかい?」

 


「ぷっ・・・ふはははははははははっ爆  笑

 


「・・・・・・・!?」

 


「花形よ、お前さんの推理ってそこまでなのかのう?」

 


「ひぇぇぇぇっ、心臓が止まるかと思ったわい
ドヤ顔で自信たっぷりに言いよるから、ガチで
ビビったぞい笑い泣き

 


「見破るなら見破るで、中途半端はやめてもらいたい
もんだのう、星よぉウインク

 


「ふっ、ふざけるなっ!
全て見破られた悔しさから、更に後が

あるような
言い訳は見苦しいぞっムカムカ

 


「はっはっはっは、花形センセーよぉ・・・・・ニヤリ
実際後があるんだから仕方なかろう
もうちゅこちおべんきょーちまちょうネ、ミツルちゃんほっこり

 


「ひとつだけ言っとくが、お前もオズマや左門と同じじゃ
80%までは見破っとるが、あとの20%が問題なのじゃ!!

 


「伴、時間の無駄だった・・・・そろそろ行くか真顔

 


「卑怯だぞっ、

星君っっっっっムキーッ
すでに全て見破られて

いながら、虚勢を

ぶっこくとは!
見下げ果てたぞっムカムカ

 


「花形・・・・・もうスターティングメンバーも
発表されてるだろうから言うが、俺は今日も先発だ」

 


「君への初球は、君が言った通りの投げ方で
魔送球を投げてやるよ
そして2球目は本物の大リーグボール2号を投げる
結果はグラウンドの上で判断するんだな」

 


「・・・・・・・」

 


「ふん、面白い!
どこまでもとぼけるならそれでもいいさ・・・・ニヤ

 


「僕の理論の正しさに後で吠え面かくなよ
このウソツキ野郎がっっっっムキーッムカムカムカムカ

 


そしていよいよ試合が始まった
巨人の先発は本人が告げた通り飛雄馬

 


この背番号31は掛布さんではなくカークランド

 


しかしカークランドは、消える魔球を意識しすぎて
普通のストレートを見逃し三振
2回裏の四番カークランドまで、まだ消える魔球は
投げてないらしい

 


ここでバッターは五番花形
スタンドの阪神ファンから花形に声援が飛ぶ

 


いよいよ花形登場!

 


『星君、君のその腐った根性を叩き直してやるっ炎

 


『花形・・・・姉ちゃんに勝手に近づいてその気にさせ
大リーグボール2号が出た途端に、ケロリと
姉ちゃんを置き去りにするスケコマシ野郎めむかっ

 


『こいつだけは絶対に許さんっ!
大観衆の前で大恥を

かかせてやるぜっメラメラ

 


「必ず叩きのめし
姉ちゃんの前で

土下座させて

やるっっっっっ節分メラメラ

 


「行くぞ花形っっっっっっムキー

 


ボォォォォォォォォォォォォッメラメラメラメラメラメラメラメラ

巨人の星(不死鳥編)第132話 「天才・花形の敗北」
につづく