打倒一徹・オズマコンビのために川上監督の指示に逆らい
大リーグボール2号完成を急ぐ飛雄馬
そんな中、夏の甲子園の実況中継を見た飛雄馬は
父一徹から託されたズックのボールを伴に見せる
それは不世出の大投手嶋清一が作った手製のボールだった
父一徹はこのボールがきっかけで魔送球を編み出した
事を伴に話す
更に大リーグボール2号は実はこの魔送球を
ベースに思いついた魔球だと告げる
というわけで、今回は巨人の星不死鳥編第126話
「花形と姉明子」というエピソードです
この回で明子姉ちゃんは飛雄馬の前から失踪したうえ
次の回になんと一徹親父とオズマに大リーグボール2号の
全貌をしゃべったりと暴走しまくります、、、
ここは甲子園球場、阪神巨人の13回戦!
ここまでの対戦成績は6勝6敗の五分らしい
試合は初回に巨人が3点、2回裏に阪神が1点返し
3-1で巨人がリードのまま9回裏阪神の攻撃
初球こそ外へのボール球だったものの
2球目はわずかに中に甘い球
お立ち台は勿論花形
「どーせクサイコースへボール球しか投げんだろうと
思い、そのボール球を狙いました」
と花形
「なるほど、これでもう巨人には怖いピッチャー
いないだろうね」
これを聞いたインタビュアーはうんざりした顔をする
「ああ・・・・星投手ね・・・・」
「そうです!
彼は今でこそ二軍にいますが、いずれ戻ってきて
僕の目の前に立ちはだかるはずです」
「ねえ先輩・・・俺前も同じ事聞きましたよ、、、」
「アホっ!俺は6回同じ事聞かされとるわ」
『今夕貴女をご案内したいところがあります・・・』
ってわざわざデートのために甲子園から
東京に来るのか花形
『今の花形さんの言葉は、飛雄馬に向けて
言った事なんだわ・・・』
そんな事とは知らず、今日も飛雄馬は伴相手に
大リーグボール2号の秘密特訓
「ガハハハハハ、気持ちいいほど構えたところに
きよるわい!
しかし星よぉ、そろそろ大リーグボール2号は
どんな変化しとるのか聞かせてくれんかのう」
「い・・・今はまだ秘密だ!
何も聞かず協力のはずだぞ伴」
「あ・・・ああ、そうじゃったのう。。。。」
『スマン伴・・・・そうやってメ〇ラのまま
2ヶ月も付き合わせて・・・』
って2ヶ月ってほぼ失明状態じゃん、、、、
『とにかく俺は、まずあのクソ親父とオズマのバカの
驚く顔が見たいんだ』
その頃花形は明子に会うために東名高速を爆走していた
って、車で行くんかい
「きれいねえ・・・」というが
去年くらいに横浜港行った事あるが、結構ゴミとか
浮いてて汚い海だったぞ、、、、
この時はきれいだったのか?
「横浜は僕の生まれ故郷で、子供の頃はよく
横浜港から船に忍び込んで船員に怒られた事が
ありましたよ(笑)」
おいおい、密航かよ
「まあ・・・花形さん・・・意外だわ
野球しか知らない野球キ○○イだと思ってましたわ
わりと普通の人なんで安心しました」
「そ・・・そうですか・・・・
やっぱり野球キ○○イに見えましたか」
「野球以外の僕の魅力を、あなたに見せたい!
普段どんな生活をしてるか、どんなふうに
生まれ育ってきたか」
「すみません、変な事言って・・・」
「い・・・いえ」
「ところで今度の日曜、僕のうちに来ませんか?
会わせたい人がいるんです」
「あら、どなたかしら・・・?」
いや、わざわざ家に誘うんだから、友達や
阪神の選手やお手伝いさんに会わせるわけないだろ