巨人の星(不死鳥編)第122話 「大リーグボール2号のヒント」②-1 | 野球侍SAKIのブログ

野球侍SAKIのブログ

ももクロの夢はモノノフの夢

大リーグボールを打たれた飛雄馬は完全にヘコむ
もはや練習にすら顔を出さず、自宅に引き篭もり
姉明子が心配するほど奇行が目立った

 

心配した伴が様子を見に来るが、飛雄馬の奇行は
ますますエスカレート
少女の毬を奪い、突きはじめた

 

この飛雄馬の異常はマスコミにも知られ、新聞に
デカデカとスッパ抜かれた

 

だがこれを聞いたオズマと一徹は「情けないやつだ」と
嘲笑するのであった

 


ザザザザザーーーーーーッ雨

 


昼間の飛雄馬の異常さを目の当たりにした伴は
ショックを隠せない

 


挙句の果てに、昔見た狂った女の事を思いだし始める
「わしがガキの頃近所に恋人に死なれて気がふれた
女がおったわい・・・・
ぼけー

 


「その女は毎日毬を突いておったのう・・・・」

 


「綺麗な人じゃったが、それが逆に恐ろしかったわいガーン

 


「子供心に、あの狂気に満ちた目は忘れられん、、、、あせる

 


「星っ・・・・・・・滝汗

 


伴はどうやら人間、狂うと毬ツキをすると
思い込んでるらしい

 


「あの女は恋人を・・・星は大リーグボールを失った
しかもそれを打ち崩したのは実の親父じゃ・・・」

 


「気が違ってもおかしくはない・・・・」

 


「あいつ・・・本当にキ○○イに。。。。。えーん

 


「ぬおおおおおおっ、わしは何を考えちょるんじゃあ
星に限ってそんな事は・・・・そんな事は!」

 


チャリリリリリリーーーーン電話

 


「はい、もしもし・・・・」
電話は明子ねーちゃんからだった

 


「えっ、ほ・・・・星がっ!?」

 


「ええ・・・あれ以来ずっと夜も眠らず毬を
突いてるの、、、、ショボーン

 


ポーンポーンポーンポーン
「ほ・・・ほら今も・・・・聞こえるでしょ・・・」

 


「や・・・やっぱりあいつ・・・狂ったのか、、、、うーん

 


その呟きは明子ねーちゃんの耳にも入った
「ええっ
ひゅ・・・・飛雄馬が狂っ・・・・・」

 


「ゲッ・・・しっ・・・しまったぁぁぁぁガーン

 


「す・・・すんません!
い・・・今のは冗談ですっっっっ笑い泣き
おいおい、冗談じゃ済まんだろ・・・・さすがに

 


ホーンポーンポーンポーン
もうほとんどホラーであるゲロー

 


ついに明子ねーちゃん、飛雄馬を精神病院
入れると言い出した

 


「せ・・・精神病院っっっゲッソリ
ま・・・待ってください、じゃからさっきの言葉は
冗談じゃと、、、、
あせる

 


「いいえ、私も薄々は思っていたんです・・・・でも
無意識のうちに否定してたんだわ・・・・
だって、誰がどう見ても飛雄馬は、、、、、」

 


「わ・・・・わかりました・・・・・
ならわしも明日一緒に行きます」

 


「ほ・・・星ぃぃぃぃ・・・・
ホントにキ○○イになってしまったんか、、、お前えーん

 


「クソーーーーーッ、クソォォォォォォーーーッムカムカ
ちなみにこの当時、精神病院に通ったり入院したりというのは
世間でかなり偏見を持たれており、おばはん連中たちに
近所でヒソヒソある事ない事噂にされて差別されるような
時代背景があった

 


「ぬぉぉぉぉぉーーーーーーっゲロー
もうお終いじゃああああああーーーーーっガーン

 


「親父っさん・・・・・いや、星一徹ぅぅぅぅぅぅぅ
わしゃ今度という今度はきさまを許さんからなーーーっむかっ

 


「きさまがいじめ抜いたおかげで、貴様の息子は
めでたく気がふれたわいっ
立派なキ○○イになったぞーーーーーーーーっ
ムキー

 


「これできさまの役目も終わりじゃーーーーーーっ
とっとと消え去りやがれーーーーーーーっ
鬼めーーーーーーーーー

ーーーーーっムキーッ

 


「ガハハハハハハハ

ハハハ笑い泣き
打倒する相手がいないんじゃーーーーーーっ
キ○○イになってしもうたわーーーーーーい
きさまももうお払い箱よーーーーーーーーーっ
ギャッハッハッハッハ」

 


ポーンポーンポーンポーン

 


ポーンポーンポーンポーン

 


恐る恐る飛雄馬の様子を見にきた明子ねーちゃん

 


「飛雄馬、、、、、お願い

 


ポーンポーンポーンポーン

 

ポーンポーンポーンポーン

 

 

ポーンポーンポーンポーン

 


「おおっ、やっぱりここにおったか」
「あの子、昨日は一睡もしないでポンポンやってたわ、、、あせる

 


「うぬぬぬぬ、、、いよいよ精神病院か、、、、えーん

 


ポーンポーンポーンポーン

 


「こうなったら黄色い救急車呼んで、強制的に、、、」
昔、精神病院専門の黄色い救急車があるという都市伝説があった

 


「い・・・いや、わしが連れていきます」

 


ポーンポーンポーンポーン
「ほ・・・・星」

 


「病院行こう・・・・・な!
わしも一緒に入院してやるから・・・・」

 


「星っ・・・・うおっ!」

 


ポーンポーンポーンポーン

 

ポーンポーンポーンポーーーーー

 


コロコロコロ(((((((〇

 


「ああっ!?」

 


「そ・・・・そうかっ、わかったっっっ!」

 


「そうだったのか・・・・・わかったぞわかったぞ・・・」

 


「見えたっっっ見えた

ぞ――――――っっっっメラメラ
突然奇声を上げる飛雄馬

 


「キャーーーーーーーーッびっくり
伴さん、早くっ・・・・早く飛雄馬を病院にっっっ!

 


「ほ・・・・星っっっっ!

 


「伴・・・・ついに掴んだぞ・・・・
ヒントを掴んだっっっっ
メラメラメラメラ

 


「ヒント?・・・・・」

 


「大リーグボール2号の

ヒントだっっっっ炎

巨人の星(不死鳥編)第122話 「大リーグボール2号のヒント」②-2
につづく