巨人の星(不死鳥編)第115話「巨大な敵・父一徹②-1」 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

「大リーグボールは必ずオズマに打ち砕かれる」
花形にそう忠告されたが、その根拠は何か

 

すっかり聞き逃し、その内容が書かれた手紙さえ花形に
送り返してしまった飛雄馬
今頃になってそれを後悔してしまう

 

オズマの見えないスイングが何故打倒大リーグボール
なのか
そんな事を悩みつつ、巨人中日戦を観戦

 

オズマのツーランで2点リードされたが4回裏
二死一二塁から一徹コーチは王の敬遠を指示

 

満塁で対する長嶋には何故か初球からど真ん中の
真直ぐが投じられた

 


カコーーーーーーンドンッ

 


長嶋さんの打球は後楽園の夜空に高々と舞い上がった

 


「行ったぁーーーーーーーーーーっ爆  笑
長嶋起死回生の逆転満塁

ホ――――――ムランっっっクラッカークラッカークラッカークラッカー

 


だが・・・・

 


パスッDASH!

 


打球は意外に伸びず、ただのレフトフライに終わった。。。

 


「う~ん、力んでしまいました、、、、ええ・・・えーん
いわゆるひとつの打ち損ないですぅ。。。。あせる
監督から冷静に行けと言われてたんですがねえ・・・」

 


「いやぁ、今の絶好のホームランボールで
私思わずホームランと言ってしまいましたが
打球は意外に詰まってましたね、、、笑い泣き

 


「力み過ぎですわ・・・汗
まあ誰だってこの場面でど真ん中を投げて来るなんて
思いませんからねえ・・・いきなり絶好球来たんで
長嶋もつい手を出してしまった・・・・
驚いた分タイミングズレてしまったんですな。。。」

 


「うーん監督、アイム失礼しましたっっっショボーン
花火散る対戦で、ついエキサイトしてしまいましたぁ、ええ
しかし失敗は成功のマザーですよ、、、笑い泣き

 


それを言うなら火花だよ長嶋・・・・・真顔
毎度同じく何を言っとるのかサッパリわからんが
今のは仕方ないな」

 


「うーーーーーん、どういう事でしょう?」
「相手が悪すぎたんだよ!」

 


「・・・・・・・・」

 


『これは今日はダメかもしれん・・・・・あせる
星君、見事な作戦だったよ』

 


「ぬおおおおおおおっ、ツキがなかったわいっっっえーん

 


「星ぃ、お前の親父さんはツイとるのう!
あんなド下手な指示しといて運よく長嶋さんが
打ち損ねた・・・ヘボコーチでも結果次第じゃわいえー

 


「だいたい星野の投げ損ねでもない限り、普通
あの場面でど真ん中なんて、気が狂っちょるわビックリマーク

 


「お前人の親父をそこまで言うか・・・・・ニヤニヤムカムカ
父ちゃんは決してマグレに頼らないし、狂ってもいないと
思うぜ・・・」

 


「なんで初球からど真ん中なのかはわからんが・・・
俺をここまで育ててくれた父ちゃんだぜ
そんな変な作戦指示するとは思えない」

 


「何か根拠があるはずなんだ・・・打ち取れる根拠が
しかし今の俺にはもはや、父ちゃんが何を考えて
いるのかだんだんわからなくなってきたのも
事実だが、、、、」

 


巨人、結局4回裏のチャンスを逃し無得点
5回表、今度は中日先頭の江藤がいきなり
ツーベース

 


そして再びオズマの打席

 


「青田さん、ここは一塁開いてますんで
オズマは歩かしですかね?」
「まあそうなるでしょうな・・・・
今のところあの見えないスイングへの対抗策が
見つかりませんからね」

 


と、その時川上監督の前にひとりの選手が
「監督っ、わしに投げさせてくれんかの!」
名乗り出る

 


400勝目前のカネヤンだ
「わしゃああのオズマっちゅうやつが気に入らんのだわムキーッ
見えないスイングか何か知らんが、日本の野球
舐めとるだぎゃ
むかっむかっ

 


「金田・・・・・・座ってろ!
誰が投げてもおそらくは打たれる・・・・ぼけー

 


「それじゃあオズマは歩かせますか?」

 


「いや、勝負だ!」
「ええっ!?
今誰が投げても打たれるって言ったのに、、、、滝汗

 


「男は負けるとわかっていても行かねばならん時があるっ!
ここはジョーに思いっきり投げさせ、オズマの
見えないスイングをじっくり研究しようじゃないか」

 


ビシュン、ビシュン、ビシュンDASH!
オズマはこれ見よがしに見えないスイングを見せ付ける

 


『うぐぐ・・・・しょ・・・勝負かよ、、、、あせる

 


城之内、オズマに打たれて以降は中日打線をゼロに抑え
三塁を踏ませないピッチングをしていたが・・・

 


ビシュッ

 


だがオズマ、初球は投げると同時にバッターボックスを
外す

 


バシッハッ

 


「スッ・・・ボールっ!
「えっ!?」

 


「おいふざけんなよ、今のは入ってただろっむかっ
審判に文句を言う森捕手

 


「いやぁ、際どい球でしたがオズマ
一瞬のうちにボールと見抜いたのか背を向けましたねえ」
「ええ、恐るべき選球眼ですよ・・・」

 


『あ・・・・あいつ・・・・もはや野球ロボットじゃないっ滝汗

 


飛雄馬の妄想、オズマを素っ裸にするw

 


『人間・・・・いや超人と言うべきか・・・・・叫び

 


『そうでもなければ、知能を持った恐るべき
サイボーグだっあせる

 


『そしてオズマをここまでチート選手に作り変えたのは・・・』

 


『星一徹っっっっビックリマーク

 


『くそっ、、、厄介なやつが敵になったもんだぜ、、、汗

 


キラッキラキラ

 


ピカーーーーーーーーーーンハッ

 


ビシュンDASH!

 


打球は通常の3倍の速度で上空へ

 


箱庭の後楽園にサヨウナラバイバイ

 


夜空の星となったのであった流れ星

 


そしてバットは踏みつぶされたポッキーのように
粉々に、、、、

 


ジャコビニ流星打法かwww

 


あまりのショックでマウンド上で崩れ落ちる城之内チーン

巨人の星(不死鳥編)第115話「巨大な敵・父一徹②-2」
につづく