巨人の星(不死鳥編)第111話「命がけのキャッチ②-2」 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

完全復活を目指す飛雄馬は千本投球を始めた

 

だがこれは同時に伴にも負担を与え
伴の左手はミットのように腫れ上がってしまう

 

そんな中、故障で出られなくなった森捕手に代わって
伴が一軍の阪神戦でマスクを被る事に

 

伴は腫れあがった手での感触がない事に気付き
ミットの綿を抜いて捕球する

 

これが功を奏し、阪神戦初戦は見事勝利
しかし試合後、綿なしのミットで飛雄馬の相手をしたため
更に左手の腫れは酷くなった

 


そして迎えた阪神戦の2試合目

 


パコーーーーーンドンッ

 


『入ったーーーーっ、入りましたっ花形の一発クラッカー
前日、パンヤを抜いたミットの秘密を伴が漏らしたため
この日の花形にはもう通用しなかった

 


しかもこの花形の一発は8回に飛び出した勝ち越しの一発
「あーあ、やられちったぜ・・・しかし二軍は
呑気だよなぁ・・・」

 


飛雄馬は相手の捕手がおらず
ひとりベンチに座っていた

 


「なんだ星、今日は千本投球はなしか?」
「い・・・いえ、、、、あせる

 


「今日はお前のピッチングをじっくり見たい!
投球練習をはじめろ!!」

 


「で・・・でもキャッチャーが・・・・・汗

 


『って言うか、あんな変な音しか出ないピッチングを
中尾監督に見られたくないっっっっ、、、』

 


「大丈夫だ!そんな事気にせず投げろっ!!
これは命令だっ!
「は・・・・はいショボーン

 


『うげっ、また星のキ○ガイ投球に付き合わされる
のかよ、、、、滝汗

 


だが飛雄馬は伴のパンヤ抜きのミットに騙されて
完全に自信を喪失していた
『昨日はついに変な音の球しか投げられなかったぜ。。。えーん

 


「コノヤローーーーーーっムカムカ
ビュッ流れ星

 


唸りをあげて飛雄馬の物凄い球がキャッチャーに・・・

 


「ひぇぇぇぇぇぇっ、な・・・なんだよこの
キ○ガイみたいに速い球っっっっ。。。。ガーン

 


バッコーーーーーーンドンッ
捕球したキャッチャーが吹っ飛ぶ
ちなみに飛雄馬の軽い球質という設定はこの際
なかったことに・・・w

 


「えっ・・・・な・・・何っびっくりハッ

 


「なんだなんだ」
選手が集まって来た

 


「ど・・・どうなってるんだ・・・・昨日は
変な音しかしない球だったのにあせる
投げた本人が一番驚くという

 


「星!
お前は完全に復調だっ!!」

 


「か・・・監督ぅ、俺なんか
わけわかりません。。。。。滝汗

 


「昨日変な音しかしなかった球の件か?」
「し・・・知ってたんですか!?」

 


「伴は昨日このミットを使ってたんだよ」

 


「あ・・・何このフニャフニャのミット・・・・ガーン

 


「そ・・・そうか、パンヤが抜いてあるんだビックリマーク

 


「うむ、伴のやつはそれでわざとお前の球が緩いと
思わせ、全力投球をさせていたんだ
まあそんなミットじゃ軽い音しかせんから
ベテラン投手なら気付くがな」

 


「くそ、伴のやつに騙されたぜっっっっ
あのヤローーーーーーっむかっ

 


「えっ、ちょっと待ってください・・・・
このミットに俺全力投球で投げまくりましたけど
あいつの手は鋼鉄製なんですかね・・・あせる

 


「んなわけないだろ、、、、
昨日見たけどエグい事になってたなぁぼけー

 


「そ・・・そんなっ!
あいつ今試合にっっっっ滝汗
タタタタタタランニング

 


ポチッとな

 


『あっと驚くタメゴロ~♪』
「バカ、早くチャンネル回せっっっムカムカ

 


「あっ、伴だ!」

 


花形の一発で1点リードされた9回裏の巨人の攻撃
二塁に柴田、一塁に国松を置いて伴の打席らしい

 


代打はなしか

 


伴の左手はグリップさえ満足に握れず、、、

 


ちなみに相手投手はミスタータイガース2代目の
村山さんだ

 


2球空振りであっという間にツーストライクと
追い込まれた、、、

 


「あー、ダメだっっっ
完全に振り遅れてる、、、、、笑い泣き
「やっぱり伴のやつ、左手が使えんのだ」

 


「伴っ、頼むっっっっっっえーん

 


3球目はかろうじてバットに当ててファール

 


4球目もファールだ

 


『ふふっ、あの手で打てるわけがない・・・・
これは今日は貰ったなニヤリキラキラ

 


『くそぅ・・・・い・・・痛すぎてバットが握れんっっっえーん

 


伴の頭の中に中尾監督の妄想が現れる
『お前がミスをしたら叩かれるのは星なんだぞ!
手の事を知りつつ一軍に送った俺の面目も
丸つぶれだ』

 


妄想のプロの飛雄馬と違い、伴の妄想はイマイチなのだ

 


5球目!

 


「でぇぇぇぇぇぇぇぇぇいムキー
伴、金本知憲ばりの片手打ち

 


カッハッ

 


キーーーーーーーーーーーンドンッ

 


打球は右中間を深々と破った

 


一塁ランナー国松も還り巨人逆転サヨナラ音譜

 


5-4で巨人が勝利した合格

 


「ヤッターーーーーーー笑い泣き
喜ぶ二軍選手たち

 


ヒロインにドヤ顔の伴
劇中では、サヨナラ三塁打という事になってるが
一塁ランナーが還った時点で試合は終わるので

伴の足から考えてわざわざ三塁まで進塁はあり得ない

のだが・・・

 


「この勝利を二軍にいる星と分かち合いたいです」
と答えた伴

 


その後マイクを奪って飛雄馬に個人的メッセージ
という川相さんパフォーマンス
『おい星っ、見とるか
明日から森さんが復帰するんでわしはまた二軍に
戻るぞい!』

 


「え・・・ええっガーン

 


『この次に一軍に戻る時は、

お前も一緒じゃ!
「・・・・・・・」

 


モーレツに感動する飛雄馬えーん

 


ぶっちゃけこうして見ると滑稽な画像だが
飛雄馬と伴の苦闘を見てると、人間必死になれば
こうなるんだと妙な説得力がある

 


そしてまたモーレツに燃える飛雄馬

 


「見てろよ、必ずイースタンで結果を残して
一軍に這い上がってやるぜっっっっメラメラ


巨人の星(不死鳥編)第112話「迷いの二軍戦」
につづく