開幕から1ヶ月が過ぎても、飛雄馬は立ち直る気配すら
なかった
そんな中、オズマと一徹の特訓を分析した花形は
その特訓の恐るべき意味を見抜く
花形はそれを飛雄馬に知らせるべく手紙を出すが
飛雄馬はそれを丸ごと送り返してきた
花形はそれに大激怒するのであった
「あ・・・ああ、ちょっとパチンコに・・・」
「そんな事より、花形さんからあんたに電報来てたわよ!」
「どうしたの?
もう花形さん来てるかもしれないわよ」
「・・・・・・・・・」
「オ〇ニーすらできねえ、、、
俺の事はもう放っといてくれよっっっっ」
『花形さんの手紙が来てからなんか飛雄馬
いつもイライラしてるわ・・・』
明子姉ちゃんは飛雄馬が花形から来た手紙を
そのまま送り返した事を知らなかった
「花形ぁ、もういい加減にしろよ!
俺はもう野球に興味はないんだ、放っておいてくれ」
「今更大リーグボールが打たれようが何しようが
俺にはカンケーねーしよ」
「あのクソ親父も大リーグボール打倒キブスとか
バカなもん作ってオズマのアホに特訓してるけどよ
もう笑うしかないわ
花形も父ちゃんも一度精神科行った方がいいんじゃねーのか」
『こいつ・・・自分の父親にむかって・・・
完全に根性腐っとるな・・・』
「そもそも肝心要の大リーグボール投げるやついないんだぜ
ホントに何と戦ってんだって感じだよ
そのうちマスゴミにすら相手にされなくなるよ」
「そうそう、肝心なやつ忘れてたよ
オズマもバカの相手させられて、後で泣きを見るのは
自分だって知らねーでやんの
ゆーは何しに日本に・・・だぜ全くよぉwww」
「もうたくさんだぜ
お前も父ちゃんもオズマも、世の中バカばっかりか」
「いや、あとひとつ・・・・もう野球の事書いた
薄気味悪い手紙なんかよこさんでくれよな!
ストーカーみたいでキモすぎるしよぉ」
「わかったらとっとと帰れ!
ミツル・キモガタにせんえんさつさんよぉぉぉ」
「うるさいっ!
お前の親父さんや左門、そして僕、あとオズマ・・・
いや全国の巨人の星のファンに対して土下座しろやヴォケ」
「それが嫌なら俺たちと戦えっ
ほしひゅうまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ」
「こ・・・こいつ・・・
これまで109話もやってきて、その結末が
これだっていうのかぁぁぁぁぁぁ」
「これなら僕が主人公で、虎の星とか阪神の星とか
にしてくれた方がよほどマシだったぁぁぁぁ」
「星飛雄馬のアホ―――ーーーーーッ
梶原〇騎のヴォケーーーーーーーッ」
「病気で確実に死ぬとわかっていながら・・・
それでもなお他人のために青春を捧げ尽くした
君の生き様・・・・」
「俺には無理ゲーでした、、、、、
とてもマネできましぇぇぇぇぇん、、、、」
「こんな中でも、花形、左門、そして父ちゃんに
立ち向かう勇気が・・・俺にも欲しかったっっっ
でも君の死が・・・俺を抜け殻にしてしまったんだ」
「頼むっ、美奈さんっっっ君の勇気を俺に
分けてくれっっっっ
そ・・・それができないなら・・・」