伴会長襲撃の犯人は牧場だった
飛雄馬は牧場に自ら名乗り出るよう説得に行くが
牧場の家は抵当に入り、ギリギリ卒業できる程度の
生活状況を知り、説得も出来ず飛び出してしまう
そして翌日、飛雄馬は牧場を庇い
自ら退学届を出した
今回は第46話「失われた目標」です
いよいよ青雲編も終盤に差し掛かり、ここからは
飛雄馬のプロ入りまでの道のりとなります(^o^;)
「や・・・やっぱり君が犯人君だったのか!」
当然そうなる・・・( ̄_ ̄ i)
「な・・・なんというやつだ・・・・
あいつ将来ろくな人間になりませんな」
この一報はすぐに伴会長の耳にも入った
「なんじゃと!?犯人がわかったじゃと!!」
「何っ、星だと
そうかぁ・・・やっぱりあのクソガキ~
絶対に許さんっっっ」
学校に乗り込んで来た伴会長は怒りがぶり返す
「わしは、このまま終わらせる気はないっ」
「い・・・いや、しかし警察沙汰にすると
我が校の評判が、、、」
「それに名乗り出れば退学だけで、それ以上は
不問に伏すと約束しましたし・・・」
「そんな事わしは知らんっ!
星は一度少年院に入れて頭を冷やしてやる必要があるっ」
「しょ・・・少年院( ̄□ ̄;)!!
しかし青雲は星のおかげで甲子園の決勝まで
行ったんですよ」
「それに甲子園には伴会長の御子息の宙太さまも
出られて星とバッテリーを組んでおられました
もし今回の事を大事にしたらその・・・・
今後の宙太さまの進路にも少なからず影響があるのは
避けられませんよ・・・」
「たしかにこんな事件のあった学校の出とわかると
大学進学にも悪影響が出るかもしれん・・・うーん」
「仕方ない、今回はこれで済まそう
わしの殴られ損だがな・・・わっはっは(^▽^;)
真犯人の牧場は呑気にスケッチ
その時野球部の連中が呼び出されるのを目撃
「諸君、残念なお知らせがある・・・・
星飛雄馬は本日をもって我が校を退学した
以上である」
「えーーーーーっ!?」
「やっぱりあいつが犯人だったのか!」
「静かにっ!伴会長が襲われた事件については
私からは何とも言えん
みんなもあの事件については忘れるように!」
「昨日の夜伴が言ってた事は本当だったんだな」
「伴に証拠を突きつけられて誤魔化せなくなったんだ」
ザワつく野球部員たち
「天野先生!
星が犯人か犯人でないかはっきり言ってください!」
「・・・私の口から言えるのは星が退学した
事実だけだ」
「退学したって事は、犯人ですって言ってるようなもんだもんな」
「それにしても往生際の悪いやつだよな」
『そうか・・・星君はどうしてかわからんが
僕が犯人と知って昨日うちに来たのか。。。。』
「お前らっ、天野先生は忘れろとおっしゃった!
その通り忘れるんだ!!」
「大親友とは昔の話じゃい!
わしはもうあいつとは絶交したし
もはやあいつの事なんぞ忘れたわい」
と言い残して去って行った
「ぜ・・・・絶交だって( ̄□ ̄;)!!
こりゃいよいよ星が犯人と確定ってわけか・・・」
「あ・・・あの・・・・伴君」
「なんじゃ、うんちか!わしは今機嫌が悪いんじゃ」
「ふんっ、今更あいつの肩をもってどうなる牧場
もうあいつが犯人だとはっきりしたんじゃ!」
「それが違うんだ・・・・犯人は他にいるんだよ」
「ほう・・・まさかお前がやったとでも言うつもりか」
僕がやったんだ・・・」
「がっはっはっは、うんちのお前がうちの親父を
やれるはずがなかろう!」
「これはブラックジャックという
アメリカの不良たちがよく使う武器だ」
アッチョンブリケ!」
「勿論最初の一発は男の意地もあるんで素手で殴った
しかし後の数発はみんなこれで殴ったんだ」
「信じられん・・・そんなものでうちの親父を
KOできるものか!」
「僕は星君の甲子園での死闘を認めず
敗れたとたん地区予選の1回戦で負けてればよかった
などと言った君の親父さんが許せなかったんだ
あんなクソ野郎死ねばいいと思った」
「・・・・・うむむむ、腹は立つが
気持ちがわかり過ぎて反論できんぞい。。。。。」
「さあ、今度は君が怒る番だ・・・・
いくら酷いやつでも、君の親父さんをあんな目に
遭わせ、星君を退学に追いやって
しまったんだからな・・・」
クソヤロー」
「どうした?もっとだ・・・もっとやってくれ!!
そして君の気が済んだら、君の親父さんの所へ
言って僕がかわりに退学しよう」
すでにマゾ場と化した牧場(^o^;)
「ぐああああああっ、もはやそんな事はどうでもいいわい!
わ・・・わしは星にとんでもない事をしてしもうた、、、
わしはお前以上の
大バカ者じゃいぃぃぃっ!」
突然鉄棒で逆さづりになる奇行をやりだす伴
「星のやつが一旦決めた事を簡単に覆すものかぁぁ」
「星は大バカ野郎じゃ・・・素晴らしい大バカじゃ
そしてわしは最低の大バカ野郎じゃ、、」
「左門、小宮、牧場・・・・どうしてお前は
そんなに人の悲しみの代打をしたがるんじゃ、、、
そのせいでお前は甲子園の栄光も、俺との友情も
学歴も、みんな失っちまったんだぞい(iДi)」
逆さ涙
「あの・・・伴君・・・だから真犯人の僕が
名乗り出たら全て丸く収まるんじゃあ・・・」
「簡単に言うな・・・・わしはドヤ顔で星を犯人
扱いしたうえ、偉そうに絶交宣言まで
しちまったんだぞ、、、、」
「これからちょっと逆立ちで東京一周してくる」
「・・・・・・・」
もはや飛雄馬も伴も牧場の知らない世界へ
旅立ったようだ
巨人の星(青雲編)第45話「失われた目標②」
につづく
もはや何も言うまい・・・・
シリアスなシーンでこの演出
読者の想像を軽く1万メートルは超えた
ド迫力な構図w
昭和の漫画を古臭いとバカにはできない
ギャグではなく、ガチでやってるんですΣ(~∀~||;)
しかし毎度毎度この牧場ってやつはねえ・・・
校長室行って言えよ
こいつサイテーだわ。。。。