巨人の星(青雲編)第31話「とび込んできた浪速っ子」 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

初の甲子園出場を決めた青雲高校野球部は
伊豆の南禅寺に強化合宿に来ていた

 


さて今回は第31話「とび込んできた浪速っ子」
これも前回に引き続いてアニメのオリジナル
ストーリーである

 


謎の空手バカボンの襲撃を受けた青雲ナイン
だったが、それも解決し(笑)
いつもの通り夕方まで練習

 


練習が終わり、合宿所の寺に戻る

 


しかし飛雄馬たち1年生は、帰ってから
洗濯や食事の用意などの雑用が
待っているのだが・・・

 


なんとすでに洗濯は終わっている

 


「なんじゃあ?
わしらの物まで洗ってあるぞい・・・」

 


風呂もすでに沸いている

 


更に食事の用意までしてあった
「おいおい、いったいこれはどういう事じゃ爆  笑

 


「コラコラあんたら
子供やあるまいに、脱いだ靴くらいちゃんと
揃えたらどうやねんヽ(`Д´)ノ」

 


「食事の前に、まず風呂や!
ちゃっちゃと入ってや!!」

 


突然現れたこのメガネ
どうやら洗濯も風呂も食事の用意もみんな
こいつがやったらしい

 


このメガネの男
大阪の豊中東高から転校してきた
千場啓介というマネージャーだという

 


『豊中東だと・・・・?
なんか聞いた事ある学校だぞ・・・・』

 


千場はマネージャーとしてはかなり優秀だった
ラジオの天気予報で翌日が雨と聞くと

 


すぐに室内練習場を確保

 


雨の中、傘もささずに出かけようとする
飛雄馬に「肩を冷やす」と注意

 


しかも室内練習にスパイクは必要ないと
下駄に履き替えさせられる

 


「雨の中スパイクで行かれたら
後で磨くの大変やからなあ(´∀`)」

 


「うむ、よくこんな練習場見つけたな」
天野も舌を巻く

 


降り続いた雨も夕方には止み、合宿所に
戻ってきた飛雄馬は、外で練習しようと
スパイクに新しい紐を結んでいると・・・

 


「ちょっと星君!
天野先生は食事まで休んどけ言わはった
はずやで・・・体休めるのも立派な練習でっせ」
だが飛雄馬も伴も「いつもの日課だから」と
これを無視

 


更に先輩部員たちはなんと街に遊びに行こうとする
「あんたらどこ行きますんや!?
遊びに行くなんてもってのほかでっせ」

 


「うるせーパンチ!

 


ぶっ飛ばされる千場(T▽T;)

 


「しんどい練習の合間くらい自由にさせろや!
これだから野球部員の気持ちわかんないやつは困るよなえー

 


「クソ~俺がそんなん知らんと思てるんか・・・
俺かて、この腕さえちゃんとしとったら、、、えーん

 


この時千場はメモ帳を落すが
これがこの後大変な騒ぎを起こす事に・・・

 


バシッ!
「ん?
星よ、なんかいつもより球威ないような
気がするぞい・・・汗

 


「バカな事いうなよ・・・いつもと同じはずだぜむかっ

 


そこにまた千場がやって来る
こぼれたボールを思いきり投げ返そうとするが

 


何故か途中で力を抜く

 


「オーバーワークは故障のもとでっせ
そんなんじゃあ明日の練習にも響きま!
もうそろそろ切り上げまひょか」

 


「うるさい!
オーバーワークなんか俺たちには関係ない
お前は引っ込んでろよ(`ε´)」

 


「その考えが甘い言いまんねん」
「まだ言うか貴様ぁムキー

 


バシッパンチ!

 


「お・・・おい伴!
暴力はまずいぞ、、、、滝汗

 


その時、飛雄馬は足を溝に取られる

 


「ほ・・・星君!?」

 


「なんでもない、ちょっとつんのめっただけさ
仕方ない、そろそろ帰るか」

 


合宿所に帰ると、小宮が深刻な顔をして立っていた

 


「小宮はん、どないしゃはったんでっか?」

 


「これはなんだ?千場っ!」
千場の落したメモ帳を見せる

 


「星と伴もこいつを見てみろ」

 


メモ帳の中には、青雲の選手ひとりひとりの
事が事細かく記入されてあった

 


星飛雄馬、ムードに弱く独りよがりな
所がある
・・・なんだこりゃΣ(・ω・ノ)ノ!」

 


これにより、千場はスパイ疑惑を掛けられる

 


「ス・・・スパイやて!
それは誤解や!!
僕は選手みんなの性格なんかを把握して
おきたい思て・・・あせる

 


「思い出した・・・豊中東ってたしか去年の
甲子園に出てて、ダークホースと注目されてたが
1回戦で負けた高校だったな・・・」

 


「ほい!スパイ確定じゃな
これ持ってとっとと消え失せろムキー

 


バサッ!
千場の荷物からなにやらヒラヒラ落ちる

 


「あっ!それはっ( ̄□ ̄;)」
「見せいっ!!」

 


「うっ、こ・・・これはっガーン

 


それは選手として甲子園で投げる千場の写真だった

 


これでますます千場の立場は悪くなった、、、

 


「そうでっか・・・部員に信用してもらえんかったら
マネージャーとして失格ですわガーン

 


『たしかに僕は豊中東の元エースでした
でも甲子園に出る前にはりきって練習してたのが
仇となりましたんや』

 


『いざ甲子園で登板したらオーバーワークの
ツケが回ってきて、マウンド上で故障ですわ・・・
そのまんま野球は諦めなアカンようになってもた』

 


「僕はそんな失敗を青雲のみんなにはして欲しく
なかった・・・それだけですわ」

 


「信じてもらえんでホンマ残念です( ´(ェ)`)」

 


そのまま千場は去って行った

 


「あいつ本当にスパイだったのかな・・・?」
「うむ・・・・真顔

 


その翌日、練習用のボールが足らない事が判明
「今から街に買いに行ってたら夕方に
なっちまうぞ・・・・汗

 


だがグラウンドに行くと、そこには千場が
「あれっ?お前帰ったはずじゃあ・・・」

 


「何言うてますねん
ボールが足らんようになってたんで、街に買いに
行ってただけですわ」

 


「せ・・・千場ぁ、スマンかった
お前は優秀なマネージャーだよ!」

 


「あ、星君」

 


「昨日球威がなくなってた理由ずっと考えてた
んやけど、多分これですわ」
いきなり飛雄馬のスパイクの紐を結び直す千場

 


「結び方がキツすぎて足首を圧迫
しとったんですわ、これでいっぺん投げてみて」

 


「え、そんなんで球威が戻るのか・・・( ̄_ ̄ i)」

 


バシッ!
「おおっ、星ぃ!いつもの球威が戻ったぞい合格

 


「そうか・・・キツく結べばいいもんだとばかり
思ってたよ・・・さすがは甲子園の先輩です」

 


こうして飛雄馬たちは、優秀なマネージャーを
手に入れたのであったw

巨人の星(青雲編)第32話「一本足のホームラン」
につづく

 

この千場というキャラクターは原作には登場してなくて

当然アニメ版のオリキャラである

まあ前回の空手バカボン田所よりは意味のあるキャラで

以後、新聞部の三島に続いて青雲の

レギュラーキャラになる(^▽^;)

ただし彼がクローズアップされるのは、この回のみで

後は地味な裏方に徹するのだが・・・

 

最近は高校野球も女子マネージャーとか普通になり

パワプロの栄冠ナインでも、女子マネは定着

 

卒業後はアイドルになったり看護士になったり

いろいろ重宝な部分もあるのだが・・・・

 

たまーに、男のマネージャーのこいつが登場して

こいつマネージャーになったら、かなりガッカリする事があるw

このあたりは千場にも共通する部分がある

まあこいつはこいつで、女子マネにはない特殊能力

持ってたりもするのだが(^_^;)

 

ゲーム中の3年間こいつと付き合うのだが

最初は「とっとと女子マネに代われよ~」と思ってたのが

気が付くと、ヘタな女子マネより安心してしまうように

なるのが不思議なところだ笑い泣き

女子マネの顔は忘れてもこいつの顔は忘れないもん・・・

 

いや、まあ余談ですけど(苦笑)