巨人の星(青雲編)第24話「謎のへそ作戦②」 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

夏の甲子園出場をかけた東京都予選まで
あと数日と迫ったある日、一徹監督は
レギュラー組と補欠組で紅白戦を決行

 

この試合で勝った方の投手を予選の先発に
起用すると言う

 

レギュラー組のエース小宮は出来試合だと
抗議するが、なんと一徹がレギュラー組の
監督で補欠組の監督は天野だった

 

これには飛雄馬も驚くが、自分の剛速球に
自信を持つ飛雄馬は父の鼻を明かしてやると
意気込むが・・・

 


ここまで飛雄馬に完全に抑えられている
レギュラー組に、一徹が何やら策を与える

 


「父ちゃんのやつ何をするか知らないが
俺はバットにすらかすらせる気はないぜ!」

 


「今の指示通りにやれば、星は打てる!
名付けて"へそ作戦"だ!!」

 


「なるほど、へそ作戦かニヤリ

 


『な・・・なんだへそ作戦とは(゚_゚i)』

 


『まあいいぜ、へそだろうがケツだろうが
俺の球を打てるわけがないんだビックリマーク

 


しかし当のレギュラー組の選手ですら
「あんな作戦で本当に星を打てるのかよ(´_`。)
と、懐疑的だった

 


だが・・・・

 


次の瞬間強烈なライナーが飛雄馬を襲う

 


「うひゃ、本当に打てたぞ!
星の球をはじめて打てた(≧▽≦)」

 


「ふふふ、飛雄馬よ
いい気になっておれるのもこれまでだ( ̄ー☆」

 


「いやぁ監督、驚きました!
アウトにはなったけど、ジャストミート
でしたよ音譜

 


「ふ・・・ふん!
あんなのマグレに決まってるぜ!!」

 


「がはははは、見ろ!
星のやつハトが豆鉄砲喰らっておるわ
さあ、へそ作戦でガンガン攻めていけ!」

 


『クソ~、俺はあんたの息子なんだぞ・・・むかっ

 


その飛雄馬をまたも強烈なライナーが襲うドンッ

 


今度はセンター前へ抜けた
これがレギュラーチームの初ヒットだ

 


「やったー♪星からヒット打ったぞ~~♪♪」
思わず涙ぐむレギュラー選手

 


「バ・・・バカなっ!
マグレが2度続くなんて、、、、滝汗

 


「甘いわ星っ!
本当にマグレだと思っているのか(o`Д´o)」

 


「お前ら、あの思い上がったバカを
へそ作戦で血祭りにしてやれ!」

 


「ああっ、まただガーン
飛雄馬連打を浴びる

 


「ギャハハハハ、へそ作戦サマサマだぜ!」

 


「うぬぬぬ・・・へそ作戦って何なんだ!?」
焦りを隠せない飛雄馬

 


「星く~ん、さっきまでのドヤ顔はどーしたぁ」
「この回でノックアウトしてやるよ~♪」

 


たまらず伴がタイムをかける

 


「なんだ伴!この程度でマウンドまで来るなよムキーッ
「いや、星!実はちょっと柔道部時代の
事を思い出してな・・・」

 


「柔道で1本やりに攻めたら逆を突かれる事が
よくあるんじゃ!
へそ作戦とやらが何かわからんが、お前の今の
ピッチングがそれに近いような気がする」

 


「柔道の話なんか今は関係ないだろ!
それに野球は素人のクセに、いつから
俺をコーチできる名捕手になったんだむかっ

 


「うむむ・・・それを言われると辛いんだが
俺の言う事も聞いてくれあせる

 


「これは指示じゃなく、お前への頼みだ
次の1球はスピードを殺した球を投げて
みてくれんか?」

 


「なっ、頼むよ星ぃ!」
「・・・いいけど、打たれたらお前の責任
だからな・・・」

 


半信半疑で遅い球を投げる飛雄馬

 


すると意外にもバッターが戸惑うゲッソリ

 


「うそぉ~、遅い球なんてズルいぞ!」

 


打球はボテボテのサードゴロ

 


5,4,3のダブルプレー

 


「ふう・・・助かったぜ・・・(-。-;)」

 


「どうじゃ!どうやらへそ作戦とやらは
遅い球には弱いらしいなw」

 


「ふっ、これだから素人は困るぜ
今のゲッツーこそ大マグレさ!
あんな遅い球で抑えられるなら苦労はしないぜ
えー

 


「俺は剛速球に命をかけてきたんだ!
スローボールなんて小手先の手は使いたくないね!」

 


「俺の剛速球を打ち負かしたのは後にも先にも
あの王さんだけなんだ」

 


「まあいい、星
お前に打順が回ってきたぞ」

 


カキーンドンッ

 


飛雄馬の打球は深々と外野の間を抜けた

 


飛雄馬三塁へ

 


だが三塁でも止まらず、ホームへ突っ込む
「お・・おい星よ~いくらなんでも
それはムチャだぞいw((゚m゚;)

 


しかし勝ちを焦る飛雄馬はそれを無視

 


猛然とホームに滑り込むも、判定はアウト

 


「おい三島っ!
どこに目をつけてやがるむかっ
飛雄馬、激高して審判に突っかかる

 


「今のはセーフだよ!
訂正しろ!!」

 


「何を言ってるんだ!
ボクはしっかり見てたぞ
今のは完全にアウトだ!!」

 


「三島君、そんなバカは放っておけ」

 


「いいえ!ボクは星君に言いたい事があります!!」

 


「今日の君はどうかしてる!
もう少し冷静になったらどうだ?」
「うぬぬぬ・・・」

 


『たしかに今日の俺はどうかしてるぜ・・・汗
守備に着いてようやく冷静になった飛雄馬

 


『これというのもみんな父ちゃんのせいだ
何がへそ作戦だ!
もう惑わされないぞ(=`(∞)´=)』

 


だが速球を投げるとまたも打たれた、、、

 


「なんでだよ!
なんで打たれるんだ~~~!?」

 


「父ちゃん、、、、何故だぁ・・・・
巨人の星の夢をなんで潰しに回るんだよ、、、
へそ作戦ってなんなんだ~~」
思わず一徹を睨みつける飛雄馬であった

巨人の星(青雲編)第25話「汗と涙の背番号1」
につづく

 

まあ、とにかくこの回の飛雄馬は

他人を気遣う優等生の今までの飛雄馬から一変

凄い嫌なやつなのである笑い泣き

 

このシーンなんかガチで伴の事バカにしてるし。。。

野球やると性格変わるタイプなのかな

 

おまけに過去の栄光(?)に浸ってるし

そりゃまあ世界の王さんと対決したのは

自慢したくなるだろうけどさ(^o^;)

 

しかしやはり残念なのは、

牧場のこのシーン、アニメでは新聞部の三島に

取って代わられてる事だな・・・

 

アニメではこのセリフ、病院で飛雄馬に言ってるのだが

説得力から言えば原作の方がある気がする

 

三島も青雲編では準レギュラー的ではあるのだが

別に飛雄馬とそんな親友でもないし、審判としての

素質があるというような場面もなく

こいつにこれやらすなら、いっそ「スケッチブックの秘密」の回で

牧場ではなく三島に審判させてた方がこの回の

前ふりにはなる

 

しかし飛雄馬への熱い思いを漫画にしようとした牧場と

ただスクープ記事のために飛雄馬を追い続ける三島・・・

言われて飛雄馬が反省するのはどっちかと

いう事なんだよね。。。( ̄ー ̄;