巨人の星(青雲編)第13話「根性のうさぎとび①」 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

青雲高校野球部に入部した飛雄馬
しかしそこは部外者の応援団長伴宙太が
幅を利かすとんでもない野球部だった
しかも初日から伴の飛雄馬を潰すための
シゴキが始まった
チームをひとつにまとめるためにはまず
伴をなんとかしなくてはならないと
心に決める飛雄馬だった

 


今回は第13話「根性のうさぎとび」の解説です
これはほぼ原作通りの内容で、珍しく
余計なシーンはありませんが・・・・(苦笑)

 


物語はまず前回の「重いコンダラ」のシーンからの続きだ

 


ようやく伴の厳しい練習が終わり、ホッとする
一年生部員だったが、その後伴から
先輩の使った野球用具の片づけを命じられる

 


父一徹からの日々の厳しい特訓に
慣れてる飛雄馬は、そうでない一年生部員を
気遣い、自ら「俺がひとりでやります!」と
かって出るが・・・

 


飛雄馬の態度が気に入らない伴
「貴様たるんどる!
うさぎ飛びでグラウンド一周しろ!!」

またも理不尽な事を言いだす(^o^;)

 


「あ・・あのね伴君・・・練習も
終った事だし、このへんで引き取って
もらえないかね・・・」
相変わらず弱腰の天野部長

 


「先生、わしの親父は・・・・」
「あっ、何でもないです、続けて下さい(T▽T;)」

 


伴に、柔道部が何度も全国制覇してるのに
野球部はたるんでるとまで言われ
返す言葉もない天野

 


『ちっ、柔道が強い以外は

何のとり得もない
バカのクセに・・・』

口には出さないが意外に毒舌な飛雄馬w

 


すると何故か伴は
「うさぎとびはこうやるんじゃい!」と
自ら率先してやりはじめる

 


後に続く飛雄馬

 


伴はうさぎとびには自信があるらしく
飛雄馬がすぐに根を上げると踏んでいたらしい

 


「天野先生、さっき星も言ってましたけど
部外者の伴をいつまでのさばらす気なんです?」
主将でエースの小宮と副将の捕手岡部が
天野に苦言を言い始める

 


伴に対しては弱腰の天野だったが、青雲の
影の支配者伴大蔵を恐れるには
それなりの理由があった

 


もともと野球にあまり関心がない大蔵から
常に野球部の解散をほのめかされているらしい

 


伴と飛雄馬のうさぎとびシーンは延々8分
くらい続く(・Θ・;)

 


いつまで経ってもへばらない飛雄馬に
さすがの伴も驚きを隠せなかった滝汗

 


『うぬぬぬ・・・迂闊じゃったわい
まさかこいつここまでやるとは、、、、あせる

 


途中でペースを上げた伴の方が
フラフラしはじめる

 


ようやく一周が終わった

 


「いやぁ、二人ともよく頑張った!
それじゃあそろそろ撤収しようか笑い泣き
能天気な天野の言葉に呆れる小宮と岡部

 


しかし飛雄馬はそれを無視
とにかく伴と徹底的に決着をつけるため
「伴先輩、もう1周どうです?」と煽る

 


伴も自分からけし掛けたうさぎとび合戦だけに
後には引けなくなっていた(゚_゚i)

 


もはや言葉を失う天野

 


「うむむむむ、いい根性じゃ!」
強がる伴

 


ふたたびうさぎとびが再開された

 


「あいつらどんな体力してるんだよ・・・・ガーン
茫然とする部員たち

 


そのうち部員たちは、飛雄馬を応援し始める

 


部員たちの声援に乗って、飛雄馬は伴を
追い越しを掛けはじめる

 


「がんばれ星ぃーーーーっ!」
一時は孤立しかけていた飛雄馬の立場は
ここで逆転した

 


だんだん焦りはじめる伴

 


「伴の野郎日頃デカい態度取ってたけど
一年生と互角って、どうよ?」
だんだん伴への不満が噴出して来る

 


「まああいつもスーパーマンじゃなかった
って事だ!全くよニヤリ
急に強気になる小宮www

 


『うぬぬぬ・・・拙い
このままではこの伴宙太、野球部のゴミどもに
舐められてしまう、、、』

 


伴も必死に飛雄馬を振り切ろうとする

 


飛雄馬もついによろけてしまうが・・・

 


『情けないぞ飛雄馬!そんな事で巨人の星に
登りつめられるか!!』

またも一徹の幻が現れる

 


「ぐははは、そのまま寝てろ!」
勝利を確信した伴

 


しかしゆけゆけ飛雄馬のBGMと共に
復活した飛雄馬は、追い上げをかけた

 


ついに並んだ二人

 


ゴールはほぼ同時
駆け寄る野球部員たち

 


「だ・・・・団長さんよ・・・・」
「な・・・なんじゃい星・・・・」

 


「なんか俺、あんたの事少し見直したぜ笑い泣き

 


「ふっ、わしもちょっとお前が気に入ったぞい!」

 


「だが今日の事は今日の事だ
明日からまたシゴイてやるからな!」

 


「チームワークとは甘いものじゃない」
という一徹の言葉を少しは理解できた飛雄馬だった

 


だが部員たちの態度が少しおかしい
「へっ、偉そうにしてた伴の野郎も今日で終わりだな」
「もう明日からヘコヘコする必要もなくなったぜ」

 


『い・・・いかん、せっかく伴の気持ちが
ほぐれたというのに、このままではまた
元に戻ってしまう、、、叫び

 


「なんじゃとーーーーっムキーッ
今なんと抜かしくさったぁ、おのれらむかっむかっ
案の定伴が再び激怒

 


「伴よ、星に勝てなかったうえ怒鳴り散らすとは
かなりみっともないぞ!」

 


今まで力で支配してたやつが、力で負けると最後は惨めだ・・・
同情する飛雄馬の目が気に入らない伴( ̄ー ̄;

 

「くそぅ・・・お前ら
今日のところは引き下がってやるが
明日から覚悟しとけむかっ

 


立ち去る伴の後ろ姿に再び不安を覚える飛雄馬


巨人の星(青雲編)第13話「根性のうさぎとび②」
につづく

 


さて、今回出てきたうさぎとび
昔のスポーツ部では当たり前のように基礎練習に
組み込まれていたが、状況が変わったのは
1980年代の半ば頃か

 


医学的に鍛えるよりも、アキレス腱などを
痛めるだけと有害性を指摘され
今では体罰のひとつと成り果ててしまった(^o^;)

 


ちなみに俺は中学の時はサッカー部で
毎日やらされてて、最初は全然ダメだったけど
そのうち馴れて、グラウンド1周くらいなら
平気でやれるようになり、伴みたいに自慢
してたら禁止になったという想い出がある・・・

 


俺的にはうさぎとびより、1本ダッシュとか
スクワットの方がイヤだったなぁ( ̄ー ̄;